行方市:農業集落排水
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08:茨城県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
・経費回収率は類似団体と比較すると、低い数値です。要因としては使用料の設定が低い状態なので、使用料の適正化を図り、使用料収入の増加に努めます。・汚水処理原価は昨年度と比較すると約81円低下しました。要因は、修繕費の支出が減ったためです。今後も事業の効率化に努めます。・施設利用率は増加傾向ですが、類似団体平均値よりも数値が若干低い状況です。玉造北部地区の未接続世帯の接続を推進し、利用率の向上を図ります。・水洗化率は、榎本地区が100%であり、平成22年度に供用開始した玉造北部地区は、43%となっていますが、増加傾向は続いています。引き続き戸別訪問による接続推進により水洗化率向上に努めます。・令和2年4月に地方公営企業法の財務規定等を適用したことにより令和元年度は打切り決算となりました。これに伴い、未払金が発生し、各指標が良い数値となっています。
老朽化の状況について
・榎本地区は、市の玉造地域北東部台地に位置する緑ヶ丘区及び中山区を処理区域とした事業で、平成3年の供用開始から28年が経過しています。交付金事業で老朽化した管路施設・処理施設の更新を進めます。平成30年度から処理施設を改修をはじめ令和元年度に完了しました。・玉造北部地区は、平成22年度に供用開始したので、今後、処理場施設の修繕を予定しています。
全体総括
・維持管理費(汚水維持管理費・汚水資本費)は、使用料で賄うことができるよう適正化を図ります。使用料は他団体の同事業と比較しても低い水準です。令和3年度には、使用料の改定を予定しています。・玉造北部地区は市の北部に位置する捻木、若海、上山、羽生(烏崎)を処理区域とした事業で、供用開始後10年経過しましたが、水洗化率が46%と水洗化率が低いため水洗化率向上に向けて、継続的に戸別訪問を実施し水洗化率を向上させ、有収水量を確保し、施設利用率の向上に努めます。・令和2年度から企業会計が導入され、経営戦略を策定して事業が安定的に継続するよう経営に努めます。また、広域化共同化の検討も進めていきます。