経営の健全性・効率性について
収益的収支比率に関しては、100%で推移しており、企業債残高対事業規模比率水洗化率以外の数値は全国平均以上ではあるが低い数値で推移している。企業債残高対事業規模比率に関しては、小規模施設であるため事業規模も小さく、償還もまだあるため高めの数値となっている。水洗化率についても少子高齢化・過疎化の進行に伴い加入を見込むには厳しい状況にある。
老朽化の状況について
小規模施設であり、機器点数も少ないため重要な機器及びマンホールポンプを中心に修繕をしている。今後は、計画的に修繕を行い安定した汚水処理に努める。
全体総括
供用開始後12年が経過し、約4割が未加入である。未加入のほとんどが高齢化世帯であり加入には厳しい状況にある。少子高齢化や過疎化が進み使用料収入が減る現状であるため加入促進に努める。また、今後は使用料改定も視野に入れ安定した経営を行えるように努めたい。