会津若松市:末端給水事業
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07:福島県
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、平成29年度は滝沢浄水場更新に伴う固定資産除却費の一括計上により100%を下回りました。なお平成29年6月から水道料金改定を行ったことから、平成30年度は改善されます。②累積欠損金比率は、現在は発生していません。③流動比率は、平成26年度に制度改正があったため急激に少なくなっていますが、100%を上回っています。④企業債残高対給水収益比率は、類似団体と比較して高い状況にありますが、企業債残高は年々減少しています。⑤料金回収率は、平成29年度は滝沢浄水場更新に伴う固定資産除却費の一括計上により数値が下がりました。なお平成29年6月から水道料金改定を行ったことから、平成30年度は改善されます。⑥給水原価は、類似団体と比較して高い状況にありますが、平成29年度は滝沢浄水場更新に伴う固定資産除却費の一括計上により数値が上昇しました。⑦施設利用率は、年々下がっており、配水量が下がっているのが原因です。平成30年4月から供用開始する滝沢浄水場をダウンサイジングすることで、平成30年度は改善されます。⑧有収率は、平成29年度は寒波による水道管破裂等が多発し、また赤水対応による排水などにより数値が下がりました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体とほぼ同程度です。②管路経年化率は、類似団体と比較して低い状況にありますが、平成50年度頃から法定耐用年数に達した管路が大幅に増加することが見込まれています。③管路更新率は、類似団体と比較して低い状況にあります。今後も継続して法定耐用年数を経過した管路の更新を行っていきます。
全体総括
平成26年度以降赤字経営が続くことが見込まれたため、平成29年6月から水道料金を改定し、経営の健全化を図りました。有収率は年々下がっているため、継続して老朽管の更新を行いながら、漏水調査により漏水の早期発見と修理に努めていきます。また、老朽化の状況については、管路の経年化が進み水道施設の更新需要が高まる一方で、限られた財源の中で、より効率的な施設整備を行っていかなければなりません。今後については、水道施設総合整備計画を策定し、それに基づいて更新需要を平準化させ、計画的な施設整備を行っていきます。