収益等の状況について
①【収益的収支比率】平成29年12月11日より休業し、平成30年4月8日までの改修工事に伴い、修繕箇所があったため修繕費用が増加したことに加え、休業による営業収益の減により低数値となった。②【他会計補助金比率】前年度に繰り入れた沿岸部交流人口拡大モデル補助金を当該年度に繰り越して改修工事を実施したため、他会計からの補助金比率は前年度と比べると低い数値となっている。③【宿泊者一人当たりの他会計補助金額】宿泊は営業していなかったため該当数値なし。④【定員稼働率】宿泊提供はしていなかったため該当数値なし。⑤【売上高人件費比率】前年度と同様の正職員配置で運用していたが12月から改修工事により休館したことによる売上減のため、前年度より人件費比率が上昇した。⑥【売上高GOP比率】①と同様の理由により大幅な減となっている。⑦【EBITDA】休館による営業収益の減と改修工事による支出により前年度と比較し大幅減ではあるが、30年春から指定管理者による運営を開始したため、支出の大きな割合を占めていた運営費が不要となり、宿泊を含めた従来通りの施設の機能維持が可能となった。
資産等の状況について
⑧【有形固定資産税減価償却率】該当数値なし。⑨【施設の資産価値】固定資産台帳記載額は926,100千円。温泉休養施設として構造が特化しているため、用途転換等は難しいと思われる。⑩【設備投資見込み額】該当数値なし。⑪【累積欠損金比率】該当数値なし。⑫【企業債残高対料金収入比率】該当数値なし。
利用の状況について
⑬施設と周辺地域の宿泊客数動向該当数値なし
全体総括
平成30年4月9日から本格的に指定管理者((株)ホテル佐勘)による営業を開始(営業収支に係る部分は佐勘の負担)、宿泊や日帰り入浴、レストラン等のサービスを指定管理者が決めた料金体系にて運営している。平成29年度(町直営時代)決算においては営業再開に向けた改修工事等による大幅な支出により、平成28年度と比較すると収益面で下回っているが、平成30年度以降は民間企業の活力導入により観光交流人口の拡大と、その集客力による地元事業者を始めとする町全体への波及効果が期待できるところである。