経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
|
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率・・・2年連続上昇傾向にあり前年度に比べ10ポイント改善されたものの依然赤字経営となっている。引き続き維持管理費の削減と未納額の減少に努める必要がある。④企業債残高対事業規模比率・・・類似団体平均より高くなっており、使用料収入に対し、計画的な企業債の発行に努める必要がある。⑤経費回収率・・・前年度とほぼ同程度、かつ、類似団体平均ともほぼ同率で推移しているが、汚水処理費を使用料で賄えていない状況である。⑥汚水処理原価・・・類似団体平均とほぼ同額で推移している。⑧水洗化率・・・平成27年度は、類似団体平均に近づいた。経営の健全性・効率性の課題は、収益的収支比率と経費回収率の改善であり、収益の増加と費用の削減を図る必要がある。
|
有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
|
老朽化の状況について③管渠改善率・・・平成27年度は、改善する管渠がなかった。本町の公共下水道は、供用開始後25年経過している。汚水管の総延長は約49kmであり、耐用年数50年を経過した管はまだない。平成28年度に策定した長寿命化計画に沿ってライフサイクルコストの縮減に向け計画的に対処したい。
|
|
全体総括全体として類似団体平均と同程度の経営状況であるが、費用を収益で賄えておらず、未納額の削減や未接続者への接続を図り、収益を確保するとともに、維持管理費と施設の計画的な更新による建設費用の削減に努める必要がある。また、今後の高齢化と人口減少を見据え、使用料収入を確保するため、料金改定についても検討を行っていく。
|