黒石市:国保黒石病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

津軽地域医療圏東部の基幹病院として、365日24時間の二次救急医療を提供し、年間約5,000件の救急患者を受け入れている。また基幹型臨床研修病院として、初期研修医の受け入れ及び育成を行っている。

経営の健全性・効率性について

病床利用率は前年度から若干低下し、それに比例して医業収支比率も低下したが、類似病院平均等よりは高い水準であった。また、一般会計が厳しい財政状況に直面している影響により繰入金が減少し、経常収支比率は前年度に比べて大きく低下し、累積欠損金比率は上昇している。費用面については、給与費に大きな変化は無かったものの、医業収益が減少したことにより、職員給与費対医業収益比率が上昇している。一方で、入院・外来患者数の減少により材料費も減少したため、材料費対医業収益比率は低下した。

老朽化の状況について

有形固定資産及び機械備品の減価償却率が共に類似病院平均及び全国平均より高い水準にあり、固定資産の老朽化が進んでいることを表している。経営状況の悪化に伴い、必要最小限の施設・設備・医療機器更新に留めていることがその要因となっている。今後もこの傾向が続くものと思われる。

全体総括

当院では、青森県地域医療構想によって津軽地域の自治体病院においては病床規模の縮小、回復期・慢性期への機能分化等が、具体的な方向性として示されたことも踏まえ、急性期病床の削減、地域包括ケア病棟への機能転換を行ってきた。今後も地域の救急医療を担う立場に変わりはないため、これまでどおり急性期医療の提供は継続しながら、回復期リハビリテーション病棟の導入を見据えて病床利用率の改善を図り、医業収支比率100%を目指していく。また、一般会計繰入金の確保に努め、経常収支比率の改善を図る。

類似団体【4】

子ども総合医療・療育センター 市立病院 市立病院 国保黒石病院 市立病院 釜石病院 二戸病院 盛岡市立病院 登米市立登米市民病院 宮城県立こども病院 横手病院 角館総合病院 南相馬市立総合病院 公立岩瀬病院 公立相馬総合病院 県西総合病院 佐野市民病院 栃木県立がんセンター 循環器病センター 佐原病院 こども病院 海浜病院 柏病院 市立病院 足柄上病院 循環器呼吸器病センター 十日町病院 あがの市民病院 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 金沢医科大学 氷見市民病院 松本市立病院 岡谷市民病院 大町総合病院 木曽病院 こども病院 多治見市民病院 羽島市民病院 下呂病院 浜松市リハビリテーション病院 伊東市民病院 菊川市立総合病院 静岡県立こども病院 共立蒲原総合病院 愛知病院 あいち小児保健医療総合センター 常滑市民病院 名張市立病院 尾鷲総合病院 伊賀市立上野総合市民病院 桑名西医療センター 紀南病院 高島市民病院 綾部市立病院 京丹後市立弥栄病院 市立病院 貝塚病院 市立柏原病院 十三市民病院 こども病院 中央病院 高砂市民病院 川西市立総合医療センター 加西病院 公立宍粟総合病院 生駒市立病院 国保中央病院 南奈良総合医療センター 国保野上厚生総合病院 雲南市立病院 尾道市立市民病院 尾道市公立みつぎ総合病院 光市立光総合病院 光市立大和総合病院 山陽小野田市民病院 三好病院 小豆島中央病院 市立八幡浜総合病院 あき総合病院 飯塚市立病院 福岡市立こども病院 福岡市民病院 地方独立行政法人筑後市立病院 地方独立行政法人くらて病院 伊万里有田共立病院 市立大村市民病院 島原病院 壱岐病院 対馬病院 荒尾市民病院 山鹿市民医療センター 中津市民病院 国東市民病院 出水総合医療センター 医師会医療センター