収益等の状況について
①収益的収支比率・改築事業が完了し収入が増加したことにより、数値が100%を超え黒字となったものの、今後、改築事業費の借入金の返済が長期間に及ぶため、当該比率が100%を切り赤字で推移すると予想している。④売上高GOP比率・今後、コロナ禍の減収により減少傾向になると予想される。⑤EBITDA・改築事業完了により収益が大幅に改善したが、今後、改築事業費の元金の返済が始まることに伴い、一般会計から繰入金を入れるため、数値が下がると予想している。
資産等の状況について
⑦敷地の地価・昨年度まで駐車場周辺の八戸市中心街の地価は、中心街活性化対策の影響により上昇に転じていたが、令和元年度は減少となった。今後もコロナ禍の影響で減少傾向が続くと予想している。⑩企業債残高対料金収入比率・料金収入が増えたため、対前年比では、数値は改善したが、債務が減るまでは高い数値が続くと予想している。
利用の状況について
⑪稼働率・平成30年度は、改築事業完了後の7月より供用開始しているため、令和元年度で利用台数が増えたが、今後はコロナ禍の影響により、利用台数は減少傾向になると予想している。
全体総括
・今後、改築事業の借入金の返済が続くこと、コロナ禍での減収が続くと思われることから、令和3年度には一般会計繰入金が発生する見込みである。一般会計繰入金をできる限り抑えるよう、維持管理等の削減に努めていきたい。