収益等の状況について
①収益的収支比率・当該比率は、改築事業が完了し収入が増加したことにより、数値が100%を超え黒字となったものの、今後、改築事業費の借入金の返済が長期間に及ぶため、当該比率が100%を切り赤字で推移すると予想している。⑤EBITDA・当該比率は、改築事業完了により収益が大幅に改善したが、今後、改築事業費の元金の返済が始まることに伴い、一般会計から繰入金を入れるため、数値が下がると予想している。
資産等の状況について
⑦敷地の地価・駐車場周辺の八戸市中心街の地価は、中心街活性化対策の影響により上昇に転じており、今後も上昇傾向が続くと予想している。⑩企業債残高対料金収入比率・改築事業の財源に充てるため、平成30年度も借り入れを行い債務残高は増えたが、改築事業が完了し料金収入も増えたため、対前年比では、数値は改善したが、債務が減るまでは高い数値が続くと予想している。
利用の状況について
⑪稼働率・改築事業により平成27年度から稼働率が低下していたが、平成30年度で改築事業が完了し利用台数が大幅に増えたことから、改築事業前の平成26年度と同程度の数値までに改善した。
全体総括
・平成30年度、改築事業が完了したことにより、収入は事業開始前の状態に回復したが、今後、改築事業の借入金の返済が続き、赤字を一般会計繰入金で補填する厳しい経営が続くことから、一般会計繰入金をできる限り抑えるよう維持管理等の削減に努めていきたい。