青森市：青森駅前公園地下駐車場

収益等の状況について

収益的収支比率は100％を超えており、類似施設平均を上回っている。他会計からの補助金もなく比較的安定した経営状況となっている。また、昨年度と比較し稼働率が上昇しているにも関わらず、①収益的収支比率、④売上高GOP比率、⑤EBITDAが低下しているが、令和２年１月からコロナウイルスの影響により、観光客や買い物客等の有料利用者が減り、市役所等公的施設の無料利用者が増加したことや消費税率変更により駐車場内システムの改修費用が影響していると考えられる。

資産等の状況について

企業債残高対料金収入比率は10％未満で類似施設平均を大きく下回っており、当該比率は年々減少傾向にある。

利用の状況について

稼働率は400％超で類似施設平均を大きく上回り、近隣の環境状況の変化はあるものの、依然需要は高いものとなっている。

全体総括

当該施設は類似施設平均と比較して収益及び駐車場としての需要は高く、経営における安定性があることから、引き続きサービスの水準や施策上の取組を維持しながら安定経営に努めていく。