青森市：青森市文化会館地下駐車場

収益等の状況について

本駐車場は、青森市文化会館の附置義務駐車場であり、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、施設の休館や催事の減少から駐車場の稼働率が34.2%減少しており、これに伴って収益的収支比率、売上高ＧＯＰ比率及びＥＢＩＴＤＡも悪化した。

資産等の状況について

将来に渡る設備投資については、現時点では見込まれていないものの、建設後30年以上が経過していることから検討の必要がある。

利用の状況について

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森市文化会館の休館や催事の減少から稼働率が34.2%に減少した。また、近隣に低料金の民間駐車場が増加していることから稼働率が上がらないものと考えられる。

全体総括

施設に付随した駐車場であり、施設利用者が利用の中心となる特性があることから、新型コロナウイルス感染拡大の影響による施設の利用者減による影響は大きいものがある。また、建設当時から近隣の駐車場環境も変化していることなどの影響により、駐車場稼働率は低い水準で推移しているものの、前年度までは収益が黒字であったことから、施設利用の回復を図り、従来の安定経営に戻るよう努めていく。