経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について公共下水道と同一会計内で運営されていることから、経営状況も類似している点が多いが、施設整備における企業債依存度が高く、企業債残高対事業規模比率が類似団体平均を上回っている。流動比率の低さは公共下水道と同様であり、留保資金を造成する余力には欠けるが、水洗化率がほぼ100%で、施設利用率も平均を大きく上回っており施設については効率的な運用が行われている。平成28年11月から経費削減の一環として、農業集落排水を公共下水道に統合した。統合により料金収入が例年に比べ減少していることから、企業債残高対事業規模比率、汚水処理原価が増加し、経費回収率が低下している。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について供用開始から20年程度しか経過しておらず、経年管は存在しない。管渠の改善にも未着手の状況である。
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全体総括農業集落排水は、平成28年度をもって公共下水道と統合したが、施設の老朽化に伴う更新費用の増加や人口減少による使用料収入の減少など、下水道事業を取り巻く経営環境の悪化が懸念されることから、今後も引き続き、収益の確保や支出の削減に努め、経営体質の強化を図る必要がある。
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