新ひだか町:特定環境保全公共下水道
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01:北海道
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新ひだか町:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
当町三石地区の下水道は特定環境保全公共下水道事業として整備、運営しており、平成28年度で計画区域内の汚水管渠整備が完了しました。事業経営の傾向としては、汚水処理費のうち維持管理費、地方債償還金ともに高いため、同規模団体の平均より汚水処理原価が高く、経費回収率が低い状態にあります。地方債償還金の残高が多く、運営主体である町の財政状況も苦しく繰入基準以上の繰り入れが難しいことから、今後の収支の均衡を図るためにはより一層の経費削減と自主財源の収入確保の必要があり、令和2年5月検針分より下水道使用料を約20%増とする料金改定を行いました。また、今後についても定期的にコスト計算による適切な使用料への見直しを検討するなど、経営健全化に向けた対策を行っていきます。
老朽化の状況について
三石地区の下水道は平成11年度末から処理を開始しており、施設・管渠ともに比較的新しいものですが、静内地区の公共下水道と合わせて、三石地区の特定環境保全公共下水道においても、施設について平成23年度から長寿命化計画の策定を開始しています。また平成28年度からはストックマネジメント計画の策定も開始し、マンホールポンプ所改築など、それぞれの計画に沿って設備等の更新を行っています。
全体総括
下水道事業について、経営成績や財政状態など自らの経営状況をより的確に把握し、将来にわたって安定した経営を行うための経営基盤の強化等を行えるようにすることを目的として、令和4年4月より、公営企業会計へ移行します。当該事業の経営戦略は平成28年度に計画期間を10年間として策定しておりますが、移行後に適宜見直しを行う予定です。