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人口の推移
財政比較分析表(2019年度)
財政力
財政力指数の分析欄
財政力指数は、前年度と同ポイントとなっております。今後も引き続き、税収の徴収率向上と広告料収入などの新たな財源確保に努めてまいります。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
経常収支比率は、前年度と比較して0.5ポイントの増加となっております。これは歳出における扶助費等の経常一般財源が増加したことが要因となっておりますが、過去5年間において類似団体平均を下回って推移しております。今後も引き続き、義務的経費の抑制に努めてまいります。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たりの人件費・物件費等の決算額は、前年度と比較し2,392円増加となっており、定年退職者が増加したことで人件費の増などが主な要因となっています。今後も引き続き、行財政改革の取組みを通じて、効率的な財政運営に努めてまいります。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
給与水準は、前年度と比較して同程度となっており、給与について大きな変動はありません。今後も引き続き給与の適正化に取り組んでまいります。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口千人当たりの職員数は、前年度と比較して同程度となっており、職員数に大きな変動はありません。今後も引き続き、現正規職員数を基準とし、新たな行政需要に対しても再配置により対応することで、職員数の適正管理に努めてまいります。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
実質公債費比率は、前年度と比較して0.2ポイントの減少となっております。地方債については、毎年の償還額以上に借入を行わないことを基本とすることで、地方債の残高の減少に繋げてきました。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、公債費の将来負担が過大にならないよう、健全な財政運営に努めてまいります。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率は、前年度と比較して1.0ポイントの減少となっております。これは、公共施設整備基金等の積立てにより充当可能基金が増加したことが要因です。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、将来の財政運営に過大な負担とならないよう、健全な財政運営に努めてまいります。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費は、前年度と比較して0.4ポイントの減少となっております。これは職員数が減少したことが主な要因となっております。今後も引き続き、行財政改革の取組みを通じて、効率的な財政運営に努めてまいります。
物件費
物件費の分析欄
物件費は、前年度と比較して同ポイントとなっております。これは枠配分方式による予算編成と一件査定による経常経費抑制の効果によるものです。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費は、前年度と比較して1.6ポイントの増加となっており、類似団体平均を0.7ポイント上回っております。これは、自立支援給付等経費や特定教育・保育施設等給付費の増額が主な要因となっております。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は、前年度と比較して0.3ポイント増加しております。これは、例年に比べ公共施設整備基金等への積立金が増加したことが主な要因です。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、公債費の将来負担が過大にならないよう、健全な財政運営に努めます。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等は、前年度と比較して0.2ポイントの減少となっており、過去5年間において類似団体平均を下回って推移しております。これは、予算編成時に毎年行っている補助金等の見直しによるもので、今後も引き続き適正な補助の評価を行ってまいります。
公債費
公債費の分析欄
公債費は、前年度と比較して0.8ポイントの減少となっております。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、公債費の将来負担が過大にならないよう、健全な財政運営に努めてまいります。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外については、前年度と比較して1.3ポイント増加しておりますが、過去5年間において類似団体平均を下回って推移しております。今後も引き続き、効率的な財政運営に努めてまいります。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
議会費
労働費
消防費
諸支出金
総務費
農林水産業費
教育費
前年度繰上充用金
民生費
商工費
災害復旧費
衛生費
土木費
公債費
目的別歳出の分析欄
教育費が住民一人当たり55,966円となっており、類似団体平均に比べ高止まりしているのは、苫小牧東小学校及び東中学校改築事業や緑小学校改築事業など新築や改築に係る費用が増嵩していることなどが要因と考えられます。民生費が類似団体より高止まりしているのは、生活保護費が高いことなどが要因と考えられます。消防費が類似団体より増加したのは、消防署建替や消防車両整備に係る費用が増加したことなどが要因と考えられます。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
人件費
補助費等
災害復旧事業費
投資及び出資金
物件費
普通建設事業費
失業対策事業費
貸付金
維持補修費
普通建設事業費(うち新規整備)
公債費
繰出金
普通建設事業費(うち更新整備)
積立金
前年度繰上充用金
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり466,693円となっています。類似団体平均と比較してコストの割合が高い構成項目は、扶助費及び維持補修費、普通建設事業費などが挙げられます。扶助費が類似団体より高止まりしているのは、生活保護率が高いことなどが要因と考えられます。また、児童福祉費の増により前年度から増加しております。維持補修費の割合が高いのは、降雪地域のため除雪費用がかかることに加え、人口一人当たりの公営住宅管理戸数が多いことなどが要因と考えられます。また、道路橋りょう費の増により前年度から増加しております。普通建設事業費のうち新規整備については、中学校の新築工事などが終了したため減少し、更新整備は小中学校、市営住宅の改築などの経費により増加しております。今後は公共施設管理計画や苫小牧市営住宅整備計画をもとに将来の人口動向や財政状況を踏まえ、公共施設等の総量の抑制のほか、施設の統廃合や集約化の推進により保有量の適正化を図り、効率的な施設の維持・整備に努めます。
実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)
分析欄
財政健全化計画ステップ2(平成22~24年度)ステップ3(平成25~27年度)により財政健全化に向けた取組みを進め、財政基盤安定化計画(平成28~30年度)、財政基盤安定化計画SecondStage(令和元~3年度)に基づき、残高維持を図ってきたことで、財政調整基金残高の標準財政規模比は増加傾向にあり、実質収支額は黒字を維持しております。今後も財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、残高維持に努めます。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)
分析欄
標準財政規模に対する全ての会計の赤字や黒字を合算した「赤字」の比率である連結実質赤字比率は、早期健全化基準を下回っております。連結実質赤字については生じていませんが、市立病院事業会計において、医師の異動等に伴う診療の一部制限や出張応援医師の報酬増等により赤字額が増加しているため、今後も引き続き経営の改善に向けて、収益性の高い診療科の医師確保や更なる経費削減等に努めてまいります。
実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄
実質公債費比率の分子は2.3%の減少、単年度実質公債費比率は前年度と比較すると0.2ポイントの減となっており、3か年平均の実質公債費比率は0.2%の減少となっております。令和元年度決算における分子の減は、平成30年度と比較し、病院事業に係る地方債元利償還金が減少したことが主な要因です。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、公債費の将来負担が過大にならないよう、健全な財政運営に努めてまいります。
分析欄:減債基金
満期一括償還地方債の借入はありません。
将来負担比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄
前年度と比較して、将来負担比率は1.0ポイントの減少、分子も1.2%の減少となっております。分子の減少の要因は、一般会計等に係る充当可能特定歳入である都市計画税収の増加などが主な要因となっております。今後も引き続き、財政基盤安定化計画SecondStageに基づき、基金及び市債の発行管理などにより、将来世代の負担が過大にならないよう、健全な財政運営に努めてまいります。
基金残高に係る経年分析(2019年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)小学校及び中学校の改築等に伴い「教育施設整備基金」を取り崩した一方、「公共施設整備基金」、「福祉ふれあい基金」、「総合戦略推進基金」等に積立てたため、基金全体としては約3億円の増加となった。(今後の方針)各基金の方針に則り、適正に管理を行う。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)財源対策としての取崩が積立額を上回ったため残高が減少した。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の5%となる20億円を維持する。
減債基金
減債基金
(増減理由)第三セクター等改革推進債の元金償還のため取崩したため残高が減少した。(今後の方針)公債費負担の財源として、適正に管理していく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)公共施設整備基金:当市の施設の整備に要する経費の財源に充てるため教育施設整備基金:当市の学校教育及び社会教育等の推進を図るため旧道立病院改修等事業基金:旧道立病院の施設の改修を目的として発行する市債の償還、当該施設の備品の購入に要する経費に充てるため総合戦略推進基金:苫小牧市総合戦略の推進に要する経費の財源に充てるため廃棄物処理施設整備基金:当市の廃棄物処理施設の整備に要する経費の財源に充てるため(増減理由)公共施設整備基金:公共施設整備のため積立てたことにより残高が増加となった。教育施設整備基金:教育施設整備のための取崩が増加したことにより残高が減少した。旧道立病院改修等事業基金:施設の備品購入のため積立てたことにより残高が増加となった。総合戦略推進基金:総合戦略の推進に要する経費の財源のため積立てたことにより残高が増加となった。廃棄物処理施設整備基金:廃棄物処理施設の整備のため積立てたことにより残高が増加となった。(今後の方針)公共施設整備基金:当市の施設管理の財源として、適正に管理していく。教育施設整備基金:今後も継続して実施する教育施設の改修のため、法人市民税超過課税分の積立てを行う。旧道立病院改修等事業基金:旧道立病院の施設改修や備品購入の財源として、適正に管理していく。総合戦略推進基金:総合戦略の推進に要する経費の財源のためふるさと納税をはじめとした寄附金等の積立てを行う。廃棄物処理施設整備基金:今後も継続して実施する廃棄物処理施設の整備のため、ごみ処理手数料等の積立てを行う。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は類似団体より低い水準にあります。平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において公共施設の更新・統廃合・長寿命化等を計画的に行うこととしています。また、施設類型ごとの個別施設計画の推進を図り、施設の維持管理を適切に進めてまいります。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は、学校の改築事業や市営住宅改築事業に係る起債を新たにしていることから将来負担額が増加傾向にあるため、今後も適正な管理を行っていく必要があります。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率が類似団体と比較して高く、有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して低い値となっています。主な要因としては、公共施設の老朽化や耐震対策として建替や改修を進めてきたことが挙げられます。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、施策の選択と集中により健全な財政運営を維持することでインフラ系施設の更新にかかる投資的経費の確保を図るとともに、長寿命化対策により既存施設の延命化を図ってまいります。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
地方債については、毎年の償還額以上に借入を行わないことを基本とすることで、地方債の残高が減少するよう取り組んできましたが、近年は公共施設の老朽化や耐震対策のための建替や改修に伴う借入が増加し、実質公債費比率は上昇しています。令和元年度の実質公債費率は平成30年度と比較し、道路橋りょう費に係る元利償還金の減少により0.2%減少しました。将来負担比率が低下した要因は、充当可能基金の増額が要因となっています。今後も、基金の拡充及び活用、交付税措置のある市債の計画的な活用、発行管理により、安定的な財政運営に努めてまいります。
施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)
道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館
施設情報の分析欄
認定こども園・幼稚園・保育園は現在、園舎が築40年以上のため、類似団体・全国と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっています。今後、苫小牧新保育所整備計画に基づき建替を検討しています。公営住宅は現在、日新団地において建替を行っているため、類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が低くなっています。学校施設は現在、改築や大規模改修等を行っているため、有形固定資産減価償却率が低下する見込みとなっています。
施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)
図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎
施設情報の分析欄
福祉施設は、平成28年度に福祉ふれあいセンターを新たに開設したため、類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が低くなっています。それに伴い福祉施設一人当たり面積も増加していますが、類似団体と比較すると平均を下回っています。市民会館は今後建替えを予定しており、有形固定資産減価償却率が低下する見込みとなっています。
財務書類に関する情報①(2019年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等の状況について、資産は、土地売却や減価償却による減少を、緑小学校改築工事による固定資産の増加が上回ったこと等により、前年度末から621百万円増加(+0.2%)した。負債は、学校や消防署の建設事業に係る地方債の増加等により、前年度末から2,766百万円増加(+3.0%)した。また、全体の状況について、資産は、建物・工作物等の固定資産の減価償却累計額が増加したことにより前年度末に比べて1,112百万円(-0.3%)減少した。負債は、地方債等の固定負債の増加により、前年度末から457百万円(+0.2%)増加した。
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
一般会計等の状況について、純経常行政コストは消費税10%への引き上げによる低所得者・子育て世帯を対象としたプレミアム付き商品券、保育所に対する給付費の増等により移転費用が増加したため、前年度より2,371百万円増加(+3.8%)し、純行政コストは、前年度より3,338百万円増加(+5.4%)した。また、全体の状況について、国民健康保険等の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が増加し、一般会計と比べて純行政コストは31,657百万円増加した。前年度と比較すると、純経常行政コストは移転費用の増加により、3,810百万円増加(+4.1%)し、純行政コストは臨時利益の減少等により4,763百万円増加(+5.2%)した。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
一般会計等の状況について、純行政コストの増加により本年度差額は1,808百万円減(-257.2%)の▲1,105百万円となり、純資産残高は前年度末より2,146百万円減少(▲1.3%)した。また、全体の状況について、一般会計等と同様に、純行政コストの増加により本年度差額は前年度より2,172百万円減(-133.5%)の▲545百万円となり、純資産残高は前年度末より1,569百万円減少(-0.9%)した。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
一般会計等の状況について、業務活動収支は4,249百万円であったが、投資活動収支は緑小学校改築工事等を行ったことから、▲6,809百万円となった。地方債の発行や償還などの財務活動収支は財務活動収入が財務活動支出を上回ったことから2,603百万円となり、本年度末資金残高は前年度より43百万円増加(+2.4%)した。経常的な活動に係る経費は税収等の収入で賄えているが、当面は学校施設の改修や市営住宅の建替え等が予定されており、地方債発行収入が増えることが見込まれる。また、全体の状況について、一般会計等に比べて国民健康保険税や水道料金等が業務収入に加わることから、業務活動収支は7,346百万円であったが、投資活動収支は下水道管の老朽化対策事業等を実施したため、9,941百万円となった。財務活動収支は地方債等償還支出の減少等により1,709百万円となったが、本年度末資金残高は前年度より887百万円減少(-16.0%)した。
財務書類に関する情報②(2019年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は、前年度と比較すると学校や市営住宅、消防署の建替等に伴い0.9万円増加している。また、歳入額対資産比率、有形固定資産減価償却率については、前年度と同程度であり、大きな変動は生じていない。
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
純資産比率、将来世代負担比率は、前年度と同程度であり、資産と負債の比率に大きな変動はない。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、前年度と比較すると保育所に対する給付費の増等により20万円増加している。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は、学校や市営住宅、消防署等の建替に伴う地方債等の負債の増加により、1.8万円増加している。また、基礎的財政収支は、投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を上回ったため▲1,743百万円となっている。投資活動収支が赤字になっているのは、地方債を発行して学校や市営住宅、消防署等の公共施設の整備を行ったためである。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、前年度と同程度であり大きな変動は生じていない。