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鹿児島県東串良町:簡易水道事業の経営状況(2014年度)

🏠東串良町

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収録データの年度

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経営比較分析表(2014年度)

収益的収支比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

「①収益的収支比率」については136.9%と良好な状態であると考えられる、また「④企業債残高対給水収益比率」についても、類似団体平均値と比較しても健全であると考えられる。「⑥給水原価」については本町が深井戸方式であり、施設維持・運転費用等が他方式の施設に比べ安価なため、75.29円と良好であると考えられ、このことにより「⑤料金回収率」も良好な状態を保てているといえる。しかし、前記①④⑥については平成26年度~平成29年度基幹改良の計画により、今後償還金の増が予想されるため状況に応じた経費削減、料金改定を行い健全な経営を維持したい。「⑦施設利用率」については、給水人口の減少と漏水修繕による年間総配水量の減により平成24年度以降減少傾向にあるが、施設の老朽化による深井戸の崩壊等を危惧し高い配水能力を維持することが必要であると思われる。「⑧有収率」については収益に結びつかない水量が、総配水の20%弱を占めるため、早期に原因の特定を講じる必要がある。

管路更新率

老朽化の状況について

・老朽化の状況については、基幹管路については平成29年度までに国庫補助事業を利用して布設替完了予定であるが、その他本管については、緊急性や重要度の高いところから、道路改良工事との連携もとりながら今後も計画的に更新工事を行っていきたい。

全体総括

・全体総括としては、水道施設の維持管理費削減のため、長期にわたり節水の呼びかけを町全体に広報していく。また既存施設の老朽化に伴う新規水源の開発や、漏水の解消による有収水率の向上等の課題については、引き続き対応していく。

出典: 経営比較分析表,

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