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熊本県上天草・宇城水道企業団:用水供給事業の経営状況(2020年度)

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用水供給事業


収録データの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

令和2年度の経営状況は、料金改定を行ったことで、全体的に改善傾向にある。①経常収支比率料金改定を実施したことで124.5%となり、平成29年度から続いていた赤字は解消された。②累積欠損金比率0%が続き、改善傾向が続いている。③流動比率850%超となり、突発的な支払いにも対応できる状況にある。④企業債残高対給水収益比率改善傾向が続いている。⑤料金回収率料金改定により、これまで続いていた赤字を解消することができた。⑥給水原価料金改定により、原価割れ状態を解消できた。なお、類似団体平均を上回っているが、事業環境が異なるため、単純比較はできない。⑦施設利用率責任水量制で給水しているため、平均を大きく上回って稼働している。⑧有収率平均値は下回るものの、ほぼ100%に近い数値となっている。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

当企業団は平成16年に供用開始のため、建物・管路に関して、耐用年数を超えるものはないが、機械・電気設備の一部は更新期を迎え、計画的に対応を行っている。①有形固定資産減価償却率平均を下回っているものの、機械・電気設備が更新時期を迎えつつあるため、計画的に更新を行っている。②管路経年化率及び③管路更新率平成16年供用開始のため、管路で法定耐用年数を超えるものはないが、今後の更新に向けて必要な費用を計画的に準備しておく必要がある。

全体総括

令和2年度は料金改定を行ったことにより、黒字となった。今後の管路や機械・電気設備の更新に向けて、更なる利益の積み上げが必要となる。安心安全な水を継続して供給するため、令和4年度に「経営戦略」の見直しを行い、計画的な更新を行っていく。

出典: 経営比較分析表,

同類型区分

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