佐賀県医療センター好生館
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地域において担っている役割・佐賀県の中核的医療機関として、地域の医療機関との連携のもと、高度・専門（循環器、がん、小児・周産期、感染）医療や救急医療を中心に、県民に必要とされる良質な医療の提供に努めている。・医療に従事する者の教育及び研修等の業務を行うことにより、地域医療の確保と医療水準の向上に寄与している。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について・令和５年度の経常収益は、年間延べ入院患者数が増加したこと、また、入院・外来単価が上がったことで医業収益が増加した。一方で、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れていたことで得ていた補助金が減少したことで、令和４年度と比較し２億８千９百万円の減少となった。・令和５年度の経常費用は、新型コロナウイルス感染症に係る手当と賞与の減少で給与費が４億５千６百万円減少したものの、材料費が４億８千６百万円、経費が２億円増加したことで、令和４年度と比較し１億２千７百万円の増加となった。・第４期中期計画の２年度目となる令和５年度の経営状況は、経常利益は１億８千３百万円（経常収支比率100.9％）となった。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について・有形固定資産減価償却率は上昇（老朽化が進行）している。器械備品減価償却率は令和５年度に低下したものの類似病院平均値を上回っている。・当面は新病院への新築移転の影響が大きいため老朽化が進行するものの、計画的な施設及び機械備品等の整備により今後は次第に安定することが見込まれる。 |
全体総括・ＤＰＣ特定病院群として、さらに質の高い医療の提供に努めた。同時に、医療機能の向上のために、ロボット手術支援装置等の設置、在院日数の短縮、紹介・逆紹介の推進、日帰り手術の促進など、効率の良い医療提供にも取り組んだ。・医師・看護師・医療スタッフの積極的な確保により診療体制を充実するとともにクリニカルパスを活用して在院日数の適正化を図った。・医薬品は、新薬を積極的に導入しながらも既存品については後発品の使用に努め、消耗品等は共同購入を行うことにより材料費削減に努めた。また、医療機器はベンチマーク等の活用による適正価格での購入を図った。・県民向けの好生館公式LINE、広報誌、Webやケーブルテレビを活用しての県民公開講座の開催等、引き続き様々な機会を通し医療情報を県民・地域住民へ提供した。 |
出典：
経営比較分析表
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