福岡県飯塚市:飯塚市立病院の経営状況(最新・2024年度)
福岡県飯塚市が所管する病院事業「飯塚市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
飯塚市立病院は、飯塚保健医療圏における中核的病院として次のような役割を担っています。○地域医療支援病院として、地元医師会及び他の医療機関と緊密な連携及び相互協力を行っています。そのため、紹介患者への医療提供、医療機器の共同利用を行う等、地域の「かかりつけ医」の支援にも力を入れています。○救急告示病院として救急受入体制を強化し、病院群輪番制を行う等、救急医療への貢献を行っています。令和5年度にはヘリポートを整備して運用を開始し、重症患者の救命率向上、災害対応機能の強化を図っています。令和6年4月からは小児科休日・夜間診療も開始しています。○へき地医療支援病院として、医療過疎に悩む地域への医療支援を行っています。○地域包括ケアシステムの拠点病院として、医療、介護、行政機関等との連携を図っています。
経営の健全性・効率性について
飯塚市立病院は指定管理者制度(利用料金制度)を導入しています。そのためこの部分の指標については、市の病院事業会計と指定管理者の収支との合算値を基に算出されます。入院患者数の回復により診療等に伴う医業収益は年々増加しているものの、物価高騰や人件費の増加による医業費用の増加がそれを上回り、医業収支比率はわずかですが低下しています。新型コロナウイルス感染症関連の補助金が縮小から廃止になったことで医業外収益も急激に低下しており、その結果、経常収支比率については令和3年度をピークに急低下しています。病床利用率については、新型コロナウイルス感染症陽性者用病床の確保や手術の先送り等により一時期低迷していましたが、近年は救急車の受入増や紹介率の伸びによる患者増等から、順調に上昇してきています。一方、患者1人1日当たりの収益は入院・外来ともに類似病院平均値を毎年下回る状況が続いており、改善策の検討が必要であるといえます。
老朽化の状況について
ここに示す指標は、本市固有の固定資産及び企業債等を充てて取得した固定資産についての値となっており、指定管理者が独自で取得した固定資産については含まれておりません。有形固定資産減価償却率については、平成26年度に新棟を建設し、令和2年度に新棟以外の建物を一部改修したため、築年数が比較的新しいことから、類似病院平均値よりも低くなっております。また、器械備品減価償却率については近年は90%を超え、類似病院平均値を大きく上回っておりましたが、令和6年度に電子カルテシステムを更新したことにより急激に低下しております。今後も、経営状況を勘案しつつ適宜機器等の更新を行ってまいります。
全体総括
病院事業会計では、指定管理者に対し、交付税措置相当の運営交付金及び施設維持管理費等を交付しており、安定した病院経営のため、今後も適正な交付に努める必要があります。指定管理者独自の単年度収支は、令和2年度から令和5年度にかけては新型コロナウイルス感染症関連の補助金等により黒字となっていましたが、その補助金が廃止されたことから、令和6年度は赤字に転じています。入院患者数の回復により医業収益は増加したものの、物価高騰等がもたらした費用の増加には追い付いていない状態です。類似病院平均値も同様の状態であることから、個々の努力はもちろんですが、それだけでは経営改善困難だとも考えられます。今後さらに、各所改修、医療機器更新等の費用がかかることが予想されます。救急患者の受入れと医師確保の取組を強化し、地域医療の連携強化に努めるとともに、市としての指導監査を含め指定管理者と協力して経営の安定化を目指していきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
飯塚市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の飯塚市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。