事業・施設概要
| 都道府県 | 徳島県 | 経営主体 | 神山町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C3 | 行政区域内人口 | 4,594人 |
| 現在給水人口 | 3,389人 | 給水区域面積 | 1,306ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の自立度を示す経常収支比率は97.17%、料金回収率は80.46%に留まり、運営費の約2割を一般会計からの繰入金に依存しています。無給水地区解消や施設近代化を優先した結果、企業債残高は給水収益の約16倍(1639.59%)に達し、流動比率も70.60%と資金繰りは予断を許さない状況です。最優先課題である有収率59.18%の改善に向け、令和6年度は国庫補助事業を活用した下分区域の老朽管更新を実施するなど、漏水ロスの削減と経営効率化を急ぎます。
老朽化の状況について
資産全体の減価償却率は4.62%と極めて低い数値ですが、これは近年の集中投資により一部施設が新鋭化されたことによるもので、町内には依然として老朽化した配水池等が点在しています。一方で管路経年化率は29.27%と平均を大きく上回り、老朽化が深刻です。今後も計画的な拠点施設更新を継続しつつ、並行して古い管路の入れ替えを重点的に進め、漏水被害の防止と供給の安全性確保を図ります。
全体総括
当町は「施設整備の過渡期」にあり、拠点施設の近代化(点)と老朽管路の更新(線)という二正面の対策を迫られています。多額の債務を抱える厳しい財政状況下ではありますが、令和6年度に実施した下分区域等の管路更新を皮切りに、有収率を高め、無駄なコストを徹底削減することが経営健全化への唯一の道です。将来にわたり安全な水を安定供給できるよう、計画的な投資と効率的な運営の両立に邁進します。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額2.0億円