国保福渡病院
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地域において担っている役割地域住民のニーズを踏まえた運営を念頭に①過疎地域での医療、在宅医療の充実により地域住民の医療・介護・福祉の確保➁24時間対応可能な救急医療体制の維持③県中央部に立地する唯一の透析施設としての機能確保④過疎地域での職場の確保⑤生活習慣病予防これらの機能を果たし、地域の健康を守り、地域の医療崩壊を食い止めるべく、可能な限り住み慣れた場所で安心して自分らしい生活ができるよう支えている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について令和3年度の新院長就任を機に回復の兆しが見られていたが、医師の定年退職による整形外科患者の減少による収益の減、令和4年9月から開始した調理業務委託や物価高、人件費高による費用の増により「➁医業収支比率」は悪化している。「⑦職員給与費対医業収益比率」は人材確保や職員の職務等の見直し、看護師夜間手当の増額、医師の負担軽減を図るための当直体制の見直し等により高くなっているが、安定した医療提供を継続していくために必要な経費であると考えている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について令和3年度、令和4年度に大きな医療機器の更新を行っており、「➁器械備品減価償却率」は比較的良好に保たれている。建物は45年を経過しており、更新等について設立団体と協議をすすめる必要がある。 |
全体総括令和6年度は県の制度により、地域枠医師の配置があったところであるが、今後の安定した病院運営には医師、看護師等の医療従事者の確保を前提とした経営強化プランに定める目標を達成することが必要であり、その取組を進めていく。過疎化が進んでいるこの地域のニーズに十分に応えるため、設立団体との情報共有、連携の強化に努めていく。 |
出典：
経営比較分析表
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