事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 上富田町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 15,661人 | 現在処理区域内人口 | 4,415人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,482人 | 現在処理区域面積 | 119ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,925m³/日 | 下水管布設延長 | 33km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①について打ち切り決算により下水道使用料の一部が未収金となったことで収益的収支比率が減少した。また、長期債償還金が増加傾向にあるため、一般会計からの繰入金に頼らざるを得ない厳しい状況である。④について、地方債現在高は減少しているが、前述のとおり未収金が発生しているため、当該値は増加した。実態としても処理施設等に要した多額の建設投資額に対し、下水道の接続率の低迷が続いている。接続率の向上に努め、更なる使用料収入の確保を図れるかが課題となる。⑤について、打ち切り決算に伴い未払金額が発生したものの、未収金額が上回ったため、減少となっている。その他一般家庭等による大幅な収入増には至っていないため、引き続き使用料値上の検討と経費削減に努める必要がある。⑥について、未払金の発生に伴う汚水処理費の減少により、当該値が減少している。今後も接続率の向上と地域にあった処理方法の検討が課題となる。⑦について、汚水処理水量が減少しているため、当該値は減少している。施設の増改築にあたっては将来の汚水処理人口の減少等を踏まえ適切な施設規模を検討していく必要がある。⑧水洗化率について、ほぼ横ばいの状況にある。安定した歳入確保と公共水域の水質保全のため、地域にあった処理方法の検討、水洗化促進の啓発が課題である。
老朽化の状況について
当事業の着手時に埋設した管渠で現在25年経過しているが、管渠の耐用年数が50年であることを考えると、老朽化による管渠改善・更新は現時点においては必要ないものと思われる。しかしながら、管渠の老朽化は避けられないものであるため、処理施設・設備等を含めた総合的な維持管理計画の策定や改築・更新に係る財源の確保が今後の課題となる。
全体総括
当事業は、平成10年度から着手し、上富田浄化センターが完成した平成19年度に供用開始となった。現在、全体計画面積291haに対し、整備済面積が119haとなっている。処理施設内の設備の老朽化により維持管理費が年々増加傾向にあることから町の財政を圧迫している状況である。令和4年度より、全体計画区域の見直し業務を実施しており、計画区域面積を291ha→137.8haに縮小予定である。これに伴い令和5年度には事業計画の見直しを予定している。町の財政負担や将来の処理人口の減少等を勘案し、下水道事業の持続に向けた取り組みを行っている。
経営状況
収支構造
総額8,726.5万円
総額7,954.2万円