事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 根羽村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 798人 |
| 現在給水人口 | 770人 | 給水区域面積 | 63ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率R6年度は、100%を切り赤字決算となっている。原因としては現金を伴わない減価償却費と長期前受金戻入の差額によるものであるが、今後、黒字となるように改善していく必要がある。②累積欠損金比率平均値より大きく低く、比較的経営は健全といえる。累積欠損金が増加しない様、黒字経営となるよう改善する必要がある。③流動比率100%を大きく下回っているが、原因としては来年度支払う企業債償還金を計上しており、その額を差引けば122%となるので、現年度内における支払い能力はあると評価できる。④企業債残高対給水収益比率平均値を下回っているが、今後、大規模な管路更新を計画しており上昇する見込みのため、使用料の増額や起債の計画的な借入・償還を図る必要がある。⑤料金回収率給水に係る費用の財源として一般会計からの繰入金に大きく依存しており、水道使用料の増額など適切な料金収入の確保を図る必要がある。⑥給水原価平均を下回る低い数値であり、比較的原価を抑えられている。今後、人口減少による有収水量の低下及び物価上昇を見据えて、維持管理費の削減等を検討する必要がある。⑦施設利用率平均値よりも高い利用率であり望ましいと評価できる。今後の人口減少により各浄水・配水エリアの人口規模に合わせた施設のダウンサイジングを検討する必要がある。⑧有収率平均値より低く、効率的に施設が稼働できていない。管路の老朽化による漏水が原因と考えられるので、計画的な管路更新を進める必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率平均値を大きく上回り、施設が老朽化しているといえる。R8年度に管路更新計画基本検討を策定して更新計画を進めていく予定である。
全体総括
収入については、一般会計からの繰入金に依存しているため、今後更なる人口減少による収入減を踏まえて計画的に使用料金の増額を検討する必要がある。支出についても、近年の人件費・物価高騰により営業費用が引き続き増加することが考えられる。また、耐用年数を超える施設も増加して大規模な管路更新を計画しているところであり、建設改良費の増額、それに伴う起債償還金の増額を見据え、近隣の団体との共同化による費用削減、また各浄水・配水エリアの人口規模に合わせた施設のダウンサイジングや省エネ機器の導入など適切な支出管理も必要となってくる。また、公営企業に携わる職員(2名)についても、他業務を複数担当しており、上述の検討事項を進めていくにはマンパワーが不足しており人員増を図る必要がある。
経営状況
収支構造
総額6,232.0万円
総額6,499.6万円