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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率・②累積欠損金比率経常収支比率は100%以上で推移し、累積欠損金比率は0%を維持し、収益性は確保されている。③流動比率昨年度に引き続き繰越工事が多いことから流動比率が高いままであるが、現在預金残高に大幅な変動もなく、短期的な債務に対する支払い能力は安定している。④企業債残高対給水収益比率近年は下降傾向であるが、今後控えている浄水場施設等の更新により比率の上昇が見込まれる。⑤料金回収率・⑥給水原価料金回収率は100%以上を維持している。給水原価は、動力費の増加などから、令和4年度は157.81円と上昇した。今後、水需要の減少や施設更新費用や維持管理費の増額が見込まれることから、財源確保及び費用削減に努める必要がある。⑦施設利用率全国平均や類似団体平均を若干上回り、施設を効率的に利用しているといえる。⑧有収率全国平均や類似団体平均を上回っている。漏水やメーター不感水量以外に水質維持のため不可欠な管洗浄等による水量にも影響を受けるため、引き続き維持管理の効率向上に努め、料金回収率に反映させていきたい。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率全国平均、類似団体平均とほぼ同様に推移している。②管路経年化率令和4年度は14.97%と上昇したが、全国平均や類似団体平均は下回っている。③管路更新率全国平均や類似団体平均と比べ、低い値ではあるものの、優先度を見極めながら管路の更新を進めている。今後も管路耐震化実施計画に基づき、効率的に更新を進めることが必要となる。 |
全体総括本市の水道事業は、昭和39年10月に給水を開始し、約60年を経過した。その間、創成期から第5期までの拡張事業を行った。今後は、浄水施設の耐震化や更新、管路の更新等を控えている。また、平成30年度から令和4年度までの経営状態は健全な状態を維持しているものの、社会的な問題である人口減少や少子高齢化等による水需要の減少により給水収益の減少が見込まれる。今後は、令和5年3月に改定した「上尾市水道事業ビジョン改定版」に基づき、長期的視点にたった事業運営を執行し、効率的に更新を実施することで増大する施設更新需要に対応していきたい。 |
出典:
経営比較分析表
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