事業・施設概要
| 都道府県 | 秋田県 | 経営主体 | 美郷町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 19,607人 | 現在処理区域内人口 | 4,111人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,467人 | 現在処理区域面積 | 213ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 31km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
【①収益的収支比率について】総収益は一般会計からの繰入金が柱となっており、一般会計繰入金に大きく依存している収益構造となっている。なお、比率が例年75~79%で推移しているが、これは起債の償還金の返済が大きいためであり、100%に満たない分を資本費平準化債で賄っている状況である。【④企業債残高対事業規模比率について】企業債の償還のピークは過ぎ減少傾向であるが、依然として類似団体と比較すると、高いものとなっていると考えられる。【⑤経費回収率について】平成22年度をピークに以降は52~56%の水準に留まっていた中、60%を超えた。しかし、依然として平均には程遠いのが現状である。これは後述する汚水処理原価の高さに繋がっている。また、後述する水洗化率の上昇の鈍さと年度毎に発生する修繕工事のボリュームにも影響を受けているものと考えられる。【⑥汚水処理原価について】各年度250円/㎥を超えており、高い水準となっている。これは後述する水洗化率の上昇の鈍さの影響のほか、本表には情報の記載がないが従量で支出している流域下水道維持管理費負担金の高さ(超過料金収入153円/立米に対し110円/立米の負担金)が汚水処理原価が高止まりしている原因となっているものと考えられる。【⑧水洗化率について】毎年1~3%の上昇がみられるが、供用開始から20年経過の下水道事業にしては極めて低い水準であり、上昇率も非常に緩やかなものとなってしまっている。原因としては、本表に情報の記載がないが区域内に高齢者のみの世帯が多く、費用がかかる下水道加入を躊躇しているケースが多いことが考えられる。
老朽化の状況について
【管渠の老朽化について】管渠は一番古い路線のもので平成6年の布設から24年経過している。管渠の大部分は真空圧送方式であり管渠の不具合が発生すると広い範囲で汚水の排除ができない事態となることから、長寿命化を検討する必要がある。
全体総括
高止まりしている汚水処理原価が収益的収支比率および経費回収率の低下に繋がっている。これを改善するには、低水準にある水洗化率の向上による収入の改善に繋げるため、利用できる制度や補助金の情報の積極的な発信及び、必要経費の見直しが求められる。
経営状況
収支構造
総額1.4億円
総額8,909.4万円