末端給水事業
公共下水道
町立病院
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地域において担っている役割長万部町立病院は、町内唯一の病院であり、他に医院や診療所がないことから、町内の一次医療及び一次救急医療を一手に引き受けている。また、地域住民の高齢化が進む中で、高齢者や在宅患者のかかりつけ医の役割、小中高及び東京理科大学長万部キャンパスの学校医としての役割を果たすなど、住民の疾病予防・健康増進の拠点として、各種健診や医療相談等の保健衛生活動を行っている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について病床利用率は、高齢者の一時的な入院などにより２割程度と低く、入院・外来ともに患者１人１日あたりの収益は、類似病院平均値を下回っている。一方で、職員給与費対医業収益比率は、高年齢層が多い職員構成により類似病院平均値を大きく上回り、経営悪化の大きな要因となっている。改善には長期間を要するが、外来患者１日１人あたりの収益は増加傾向にあることから、引き続き患者ニーズに即した収益の確保及び経費削減が求められる。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について昭和57年の建設から40年余りが経過し、施設・機械備品ともに老朽化が進んでおり、応急的な対応により維持管理を行っている。震災時の避難を考慮した場合、立地条件も悪いことから、将来的な移転・建替を含めた検討を進めている。 |
全体総括病床利用率が低いため、住民ニーズに対応した医療の提供と、常勤医の確保による経営見直しを進め、入院患者の増加及び医業収支の改善につなげる。また、人件費をはじめとする経常的経費については、更なる節減に努め、一般会計からの繰入金の縮減を図る。病床機能や病床数といった病院のあり方については、北海道における地域医療構想を踏まえた上で、老朽化した施設の移転建替と併せて検討を進める。 |
出典：
経営比較分析表
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