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末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率前年度は償却資産の大規模な除却による固定資産除却費の増加及び長期前受金戻入の減少による一時的なものであったため対前年度比6.52ポイントの増加となったが減少傾向にあるので経費の削減が必要と考える。③流動比率平成26年度以降増加傾向であり、前年度と比較し189.68ポイント減少したものの、各年度において平均値及び理想的な比率である200%を上回っており、短期債務に対する返済能力は十分にあると考えられる。④企業債残高対給水収益比率平成23年度以前から大きな増減はなく、各年度において平均値を下回っている。前年度と比較し2.88ポイント減少した。⑤料金回収率前年度と比較し7.51ポイント増加し、100%を上回っており給水に係る費用は給水収益で適正に賄われている。前年度の100%割れは、償却資産の大規模な除却による固定資産除却費の増加により、給水原価が供給単価を上回った一時的なものである。⑥給水原価前年度と比較し8円60銭減少した。平均値よりも安価であるものの、引き続き安価な原価を維持していきたい。⑦施設利用率前年度と比較し0.48ポイント減少したものの、各施設の規模や利用状況を考慮し、施設の統廃合等を行い効率的な施設利用を行っている。⑧有収率前年度と比較し0.66ポイント増加した。類似団体平均値を下回っており、今後も老朽化した管路からの漏水防止に向けた対策が必要である。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率微増傾向にあるが、平均値を下回っている。前年度と比較し1.43ポイント増加した。②管路経年化率平成28年度から大幅に増加し平均を上回っている。老朽化した管路の更新が課題となっている。前年度と比較し9.38ポイント増加した。③管路更新率平成28年度は国庫補助事業により大規模な配水管布設替工事を行ったためポイントが高くなっている。前年度と比較し0.49ポイント減少した。 |
全体総括本市の令和元年度の経営状況については、概ね良好である。供給単価は、県内19市のうち3番目に安価な価格であり、住民サービスの点から評価できると思われる。しかしながら、老朽化の状況については、管路経年化率が示すとおり、高度経済成長期以降に急速に整備された水道施設が大量に更新時期を迎えつつある。有収率は平均値を下回り、老朽化した管路からの漏水防止に向けた対策が必要である。人口減少や節水機器の普及等に伴う収入減が見込まれる等、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増すことが予測される中、今後も水道施設の耐震化及び老朽化した管路の更新、効率的な施設利用を推進し、安心・安全な水の安定供給に取り組まなければならない。 |
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