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末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率前年度と比較し13.1ポイント減少した。これは、償却資産の大規模な除却による固定資産除却費の増加及び長期前受金戻入の減少によるものであるが、今後大規模な除却はないため、一時的なものである。③流動比率平成26年度以降増加しており、前年度と比較し247.55ポイント増加した。各年度において平均値及び理想的な比率である200%を上回っており、短期債務に対する返済能力は十分にある。④企業債残高対給水収益比率平成23年度以前から大きな増減はなく、各年度において平均値を下回っている。前年度と比較し3.74ポイント増加した。⑤料金回収率前年度と比較し12.82ポイント減少し、100%を下回った。その主な要因は、償却資産の大規模な除却による固定資産除却費の増加により、給水原価が供給単価を上回ったためである。⑥給水原価平均値よりも安価であるものの、前年度と比較し15円32銭増加した。⑦施設利用率各施設の規模や利用状況を考慮し、施設の統廃合等を行い効率的な施設利用を行っている。前年度と比較し0.71ポイント増加した。⑧有収率前年度と比較し2.04ポイント減少した。類似団体平均値を下回っており、老朽化した管路からの漏水防止に向けた対策が必要である。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率微増傾向にあるが、平均値を下回っている。前年度と比較し1.13ポイント増加した。②管路経年化率平成24年度から平成26年度について値に誤りがあり、平成26年度の正しい数値は0.98%である。平成28年度から大幅に増加し、老朽化した管路の更新が課題となっている。前年度と比較し5.05ポイント増加した。③管路更新率平成28年度は国庫補助事業により大規模な配水管布設替工事を行ったためポイントが高くなっている。前年度と比較し0.16ポイント増加した。 |
全体総括本市の平成30年度の経営状況は、経常収支比率は前年度と比較し減少したものの、100%を超え黒字経営である。供給単価は、県内19市のうち3番目に安価な価格であり、住民サービスの点から評価できると思われる。しかし、料金回収率は給水原価が供給単価を上回り、100%を下回った。その主な要因は、償却資産の大規模な除却による固定資産除却費の増加及び長期前受金戻入が減少したためであるが、今後大規模な除却はないため、一時的なものである。老朽化の状況については、管路経年化率が示すとおり、高度経済成長期以降に急速に整備された水道施設が大量に更新時期を迎えつつある。有収率は平均値を下回り、老朽化した管路からの漏水防止に向けた対策が必要である。人口減少や節水機器の普及等に伴う収入減が見込まれる等、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増すことが予測される中、今後も水道施設の耐震化及び老朽化した管路の更新、効率的な施設利用を推進し、安心・安全な水の安定供給に取り組むものである。 |
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