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末端給水事業
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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率経常収支比率は、平成26年度の新会計基準の適用により同年度以降大幅に増加した。平成29年度は収益の増加が費用の増加を上回り、前年度と比較し1.4ポイント増加した。③流動比率流動比率は平成26年度以降増加しており、平成29年度は前年度と比較し62.95ポイント増加した。各年度において平均値及び理想的な比率である200%を上回っており、短期債務に対する支払能力は十分である。④企業債残高対給水収益比率企業債残高対給水収益比率は、数値が低いほど企業債残高が経営に与える影響が少ないとされている。平成23年度以前から大きな増減はなく、各年度において平均値を下回っている。平成29年度は前年度と比較し15.45ポイント改善した。⑤料金回収率料金回収率は、各年度において平均値を上回っている。平成29年度は前年度と比較し0.62ポイント減少した。これは、給水収益の増加に伴い分子である供給単価が増加したものの、経常費用の増加が給水収益の増加を上回り、分母である給水原価が増加したことが原因であるが、100%を上回っており給水に係る費用は給水収益で適正に賄われている。⑥給水原価給水原価は、各年度において平均値よりも安価である。平成29年度は前年度と比較し0円69銭増加した。経常費用の増加によるものである。⑦施設利用率施設利用率は、各年度において平均値を上回っている。各施設の規模や利用状況を考慮し、施設の統廃合等を行い効率的な施設利用を行っている。平成29年度は前年度と比較し1.03ポイント増加した。⑧有収率有収率は、平成29年度は前年度と比較し0.05ポイント増加した。各年度において類似団体平均値を下回っており、老朽管からの漏水が課題である。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率有形固定資産減価償却率は微増傾向にあるが、平均値を下回っている。平成29年度は前年度と比較し1.73ポイント増加した。②管路経年化率管路経年化率の平成24年度から平成26年度について値に誤りがあることが判明し、本来の数値は平成25年度が0.98%、平成26年度が0.98%である。平成28年度から大幅に増加し管路の更新が課題となっている。平成29年度は前年度と比較し2.05ポイント増加した。③管路更新率管路更新率は、平成28年度は国庫補助事業により大規模な配水管布設替工事を行ったためポイントが高くなっている。平成29年度は前年度と比較し0.43ポイント減少した。 |
全体総括本市の平成29年度の経営状況については、概ね良好であると思われます。供給単価は、県内19市のうち3番目に安価な価格であり、住民サービスの点からは評価できると思われます。しかし、管路経年化率が示すとおり、高度経済成長期以降に急速に整備された水道施設が大量に更新時期を迎えつつあり、有収率は平均値を下回り老朽管の更新が課題となっています。さらに、人口減少や節水機器の普及等に伴う収入減も見込まれる等、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増すことが予測されます。平成29年度は「志布志市水道ビジョン2018~新水道ビジョンと経営戦略~」を策定しました。本計画は、概ね今後10年にわたる水道事業運営に関する中長期的な方向性と施策推進の基本的な考え方を示すもので、事業を進めるに当たっての方向性を明らかにしています。今後も、水道施設の耐震化及び老朽管の更新、効率的な施設利用を推進し、安心・安全な水の安定供給を図ります。 |
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