日置市:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、ほぼ100%で推移しているが、総収益に占める料金収入の割合が約30%、他会計繰入金の割合が約70%と料金収入以外の収入に依存している状況である。今後も費用の削減など経営改善を図っていく必要がある。④企業債残高対事業規模比率については、H30に比べ企業債現在高が減となったため比率が低下している。⑤経費回収率については、今後の更新投資を見据え更なる費用削減に努める必要がある。⑥汚水処理原価については、有収水量1㎥あたりの汚水処理費が、類似団体平均値や全国平均に比べ低い水準である。今後は、維持管理費など経費の削減に取り組む必要がある。⑦施設利用率については、類似団体平均値や全国平均とほぼ同率である。人口減少により利用率が減少傾向となることが予測されるため、今後は適切な施設規模を維持するための調査・研究が必要である。⑧水洗化率については、約99%と高く、類似団体平均値や全国平均を上回っている状況である。
老朽化の状況について
③管渠改善率は、修繕や長寿命化による更新管渠延長の実績はない。処理施設については、供用開始後約20年が経過し老朽化が進行しつつある。そのため、平成27年度、平成28年度で施設の機能保全計画及び最適化構想を策定した。この構想を基に、今後は必要に応じて改築更新を図っていく予定である。
全体総括
本事業は、平成11年度に整備完了し、平成12年度に供用開始してから約20年が経過している。機能診断調査及び機能保全計画、最適化構想の結果から現在では、大規模な施設の改修や更新は必要ないが、今後も施設の長寿命化を図りながら、引き続き適正な維持管理に努める必要がある。また、処理人口の減少等による収入減等が危惧されるため、引き続き事業費のコスト削減など経営改善に取り組みながら、適正な使用料についても検討する必要がある。