山都町:国民宿舎通潤山荘

団体

43:熊本県 >>> 山都町:国民宿舎通潤山荘

地方公営企業の一覧

末端給水事業 簡易水道事業 山都町包括医療センターそよう病院 国民宿舎通潤山荘


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2020年度)

201220132014201520162017201820192020202150%100%150%200%250%300%350%400%収益的収支比率
201220132014201520162017201820192020202120%30%40%50%60%70%80%90%100%110%他会計補助金比率
20122013201420152016201720182019202020210円2,000円4,000円6,000円8,000円10,000円12,000円14,000円宿泊者一人当たりの他会計補助金額
201220132014201520162017201820192020202110%12%14%16%18%20%22%24%26%28%30%32%定員稼働率
20122013201420152016201720182019202020210%10%20%30%40%50%60%70%売上高人件費比率
2012201320142015201620172018201920202021-80%-60%-40%-20%0%20%40%60%80%100%売上高GOP比率
2012201320142015201620172018201920202021-60,000千円-50,000千円-40,000千円-30,000千円-20,000千円-10,000千円0千円10,000千円EBITDA(減価償却前営業利益)

収益等の状況について

①表のとおり、この5年間は単年度収支が赤字である。令和元年度に続き、令和2年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、売上が下がっている。②表について、一般会計からの繰入金等への依存度が高い。繰入金の大部分である地方償還金は令和3年度で償還が完了するため、それ以降数値の改善が見込まれる。④表について、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、定員稼働率は昨年よりさらに低下した。⑤表について、令和2年度では営業収益が減少したため、比率が高まったものと考えられる。これらを踏まえ、シニアやファミリー層の利用者を獲得すること、団体客の獲得に必要な営業活動を強化することが必要。加えて適正な勤務体制や、作業の効率化による人件費の抑制策も検討する必要がある。
2012201320142015201620172018201920202021600,000千円610,000千円620,000千円630,000千円640,000千円650,000千円660,000千円670,000千円施設の資産価値
2012201320142015201620172018201920202021115,160千円115,180千円115,200千円115,220千円115,240千円115,260千円115,280千円115,300千円115,320千円115,340千円115,360千円115,380千円115,400千円設備投資見込額
2012201320142015201620172018201920202021-20%0%20%40%60%80%100%120%140%160%180%200%220%240%企業債残高対料金収入比率

資産等の状況について

⑫表について、平成14年度に建設された当施設の起債償還は令和3年度に完了する。このことにより数値は改善するものと思われるが、築20年が経過し、老朽化が進んでいることから、施設管理者と協議しながら、施設等の修繕計画を立て実施していく。

利用の状況について

⑬表のとおり、施設への宿泊需要とともに、町への宿泊需要が減少している。新型コロナウイルス感染拡大の影響と考えられる。今後も感染拡大の影響により、宿泊需要は厳しさを増すと考えられる。しかし、新型コロナウイルスの感染が収束に向かえば、宿泊需要は必ず上昇傾向になると考えられるので、それに備えた営業活動が必要である。

全体総括

本町の観光施設の中核であり、観光振興を牽引する施設として期待されている。九州中央自動車道の矢部IC開通を控え、インバウンド等受け入れ体制を整え、さらに魅力ある、選ばれる宿泊施設を目指す。新型コロナウイルス感染拡大の中で状況は厳しい。その中でも、リピーターの確保や、シニア層・ファミリー層などのニーズに沿ったメニュー作りや広報活動を行い、集客増加、売上確保に取り組んでいきたいと考えている。