小国町:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、約78%となっており、赤字経営となっている。今後施設の更新が必要であり、投資に係る財源の確保等の問題があるため、経営改善に努めていかなければならない。②累積欠損金は、該当数値なし。③流動比率は、該当数値なし。④企業債残高対事業規模比率は、地方債現在高に対し一般会計負担見込み額を計上したことにより、大幅に比率が低くなっている。今後施設の経年劣化等により、更新が必要となるためさらに新たな企業債の発行により残高の増加が予想される。⑤経費回収率は、50%を下まわっており、使用料収入以外の収入に依存していることがうかがえる。今後経営改善に努めていく必要がある。⑥人口減少の影響により、有収水量の減少が懸念されており、さらに汚水処理原価が高額になる可能性がある。⑦施設利用率は、類似団体より高くはなっているが、処理機能を超過している状況でもないため特に問題はないと考える。⑧水洗化率は、接続勧奨を行ってはいるが、大きな増加はしていない。今後も加入促進に力を入れたい。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却費は該当数値なし。②管渠老朽化率は、該当数値なし。③管渠改善率は、現在のところ老朽化による管渠の事故等は発生していないことにより、対策投資は行っていないが、今後経年劣化が懸念されるため、更新計画を策定し、機能強化を図っていきたい。
全体総括
今後人口減少による減収の一方で。施設の経年劣化による修繕や更新等による経費・投資の増加が懸念される。現在でも、赤字経営が続いており、使用料収入以外の収入によって、事業を行っているため、今後の運営方針の検討や経営改善に向けた取組が重要である。