さぬき市:漁業集落排水
団体
37:香川県
>>>
さぬき市:漁業集落排水
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
漁業集落排水
さぬき市民病院
さぬき市国民宿舎 松琴閣
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%を上回っているものの、③流動比率及び⑤経費回収率は低い数値となっており、一般会計からの繰入金に依存している状況であるが、今後数年間は、大規模な整備も予定していないことから、大幅な経営状況の悪化は見られないものと考える。一方で、近年の少子高齢化による人口減少が大きく影響していることは言うまでもなく、本市は、平成の大合併による施設数の増加、流域下水道の公共下水道への移管など、今後における施設維持管理費の大幅増も想定されている中で、今以上悪化することのないよう更なる経営改善に取り組む必要がある。
老朽化の状況について
管渠の更新については、現在、法定耐用年数が経過しておらず、事業開始以降、大規模な更新を実施していないが、今後については、法定耐用年数の経過に伴い、ストックマネジメント計画を策定のうえ、長寿命化に向け、随時更新していく必要がある。また、処理場等、施設の更新については、機械・電気設備をはじめ、耐震化工事など、老朽化に伴う改築・改修工事を実施しているが、大規模改修に伴い多額の経費を要するため、管渠同様にストックマネジメント計画を策定のうえ、効率的・効果的な改築・改修工事を実施していく必要がある。
全体総括
本市における経営状況は決して安定しているとは言えないものの、使用料収入の大幅な減少はなく、企業債残高についても減少傾向が見られることから、今後とも引き続き、水洗化率の向上を図る一方で、老朽化に伴う更新においては、ネットワーク化、ダウンサイジング等を考慮しつつ、事業費削減による企業債発行の抑制、経費削減に努めていくことにより、持続可能な下水道経営を目指すこととする。