宇部市:宇部市新町有料駐車場

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収録データの年度

2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2018年度)

2012201320142015201620172018201930%40%50%60%70%80%90%収益的収支比率
201220132014201520162017201820190%他会計補助金比率
20122013201420152016201720182019-220%-200%-180%-160%-140%-120%-100%-80%-60%-40%-20%0%売上高GOP比率

収益等の状況について

当施設は、市街地の中央部に位置し、商業地区に集中する駐車需要に対応するため、昭和49年に2階3層の立体式駐車場を建設、昭和50年から運営を開始した。設置後は、高い収益性を有していたが、商店街の衰退などにより利用者が減少し、収益が悪く、単年度赤字が続いている状況である。平成30年度は、過年度に比べて改善しているが、これは本市新庁舎の建設工事に当たり、市庁舎駐車場が閉鎖されたため、当施設を公用車駐車場として定期貸し扱いで使用したことによるものであり、一般利用による収益は例年並みとなっている。
201220132014201520162017201820190千円5,000,000千円10,000,000千円15,000,000千円20,000,000千円25,000,000千円30,000,000千円敷地の地価
2012201320142015201620172018201954,000千円56,000千円58,000千円60,000千円62,000千円64,000千円66,000千円68,000千円設備投資見込額
201220132014201520162017201820190%企業債残高対料金収入比率

資産等の状況について

施設の老朽化がすすんでおり、長寿命化や設備更新などの大規模な修繕の検討が必要となっている。
20122013201420152016201720182019-0%0.5%1%1.5%2%2.5%3%稼働率

利用の状況について

当施設周辺の商店街の衰退などにより、利用者が減少し、稼働率はかなり悪い状況が続いている。通勤のための定期利用者や周辺店舗利用者など、一定の利用はあるが、立体式駐車場の収容台数に対して稼働率はかなり低い水準となっている。

全体総括

本市の他の有料駐車場を含む全体の駐車場整備事業としては、収益的収支比率は100%を超えており、一般会計からの繰入金や企業債残高もないため、独立採算による安定経営を果たしている。しかしながら、当施設に関しては、稼働率の低さから、単年度の赤字が続いており、今後、施設の老朽化に伴う多額の設備投資が見込まれることから、駐車場の需要等を踏まえ、事業廃止も視野に入れた検討が必要である。