府中市:末端給水事業
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34:広島県
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府中市:末端給水事業
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末端給水事業
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①単年度の収支を示す100%を超えて経営できております。しかしながら、給水人口の減少により給水収益が減収傾向にあります。令和元年度改善している大きな要因は、減価償却費の減少や濁水漏水に係る委託料や修繕費が減少したためです。今後も、費用削減等による一層の事業の効率化に努めて運営していきたいと思います。②累積欠損金や不良債権は発生しておりません。③100%を大きく上回っていることから支払い能力は備わっていると言えます。④人口の減少傾向にあるため、給水収益も減収傾向となっていることから、今後必要となる更新事業を行うためにも経営改善、投資の規模や料金水準の適正化につなげていきたいと思います。⑤⑥更新投資に充てる財源確保等、今後の健全経営を続けていくため料金の水準見直しが必要となっていると思います。⑦施設利用率は、給水人口の減少等により微減となった。また、類似団体平均値より低い状況である。今後も給水人口は減少する見込みであるため、施設の統廃合や管路更新のダウンサイジング等を検討していく必要があると思います。⑧令和元年度は有収率が増加していますが、引き続き老朽管更新、管路漏水調査等を行い、有収率の向上に努める必要があります。
老朽化の状況について
①設備の更新時期も近づいてくるので長寿命化などに取り組めば横ばいを推移していくことが可能ではないかと思います。②③管路経年化率が上昇傾向にあり、老朽化の状況が悪化している状況にあります。更新率は、令和元年度は老朽管更新事業を進め、更新率が増の推移となりました。他事行との関連もありますが、計画的に更新を進めていけるよう財源の確保に努める必要があると思います。
全体総括
人口推移が減少する中、安定した経営を行うために必要な財源確保と、計画的な費用の運営を行わなければならない時期になっております。