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人口の推移
財政比較分析表(2020年度)
財政力
財政力指数の分析欄
平成28年度以降ほぼ横ばいで推移しており,類似団体を0.03ポイント上回っている。前年度と比べ,基準財政需要額が241百万円増加し,基準財政収入額は4百万円増加した。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
前年度と比べ4.6ポイント改善したが,類似団体平均を4.7ポイント上回っており,引き続き高水準にあり財政構造が硬直化した状況が続いている。前年度と比べ経常的収入が194百万円増加し,経常的支出は94百万円減少した。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
前年度と比べ1,520円増加したが,類似団体平均を3,694円下回っている。会計年度任用職員制度の導入により物件費は前年度と比べ減少したものの,人件費が増加したことによる。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
令和02(令和3.4.1現在)のラスパイレス指数は,職員の給料調整を行ったことにより,前年度と比べ0.7ポイント減少し,類似団体平均を0.7ポイント下回った。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
組織改正等により適正な定員管理を実施したが,人口減少が続いていることから前年度と比べ0.12ポイント上昇した。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
前年度と比べ0.4ポイント減少し,類似団体平均を0.2ポイント下回っている。今後,平成30年7月豪雨災害関連の地方債元利償還金が多額となる見込みである。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
前年度に比べ9.2ポイント悪化し,類似団体平均よりも56.7ポイント悪化している。平成30年7月豪雨災害関連の多額の地方債発行により,地方債残高が増加したことに加え,組合負担等見込額の増加により将来負担額が増加したため,将来負担比率が上昇した。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は27.7%で,前年度と比べ1.1ポイント上昇したものの,依然として類似団体平均より3.2ポイント上回っており,今後も経常経費削減のため,人件費の抑制に取り組む必要がある。
物件費
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は13.2%で前年度と比べ3.3ポイント減少し,類似団体平均を0.4ポイント下回っている。今後も引き続き,公共施設保有量の見直し等,物件費の抑制に向けた取組を推進する必要がある。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率は8.4%で,前年度と比べ0.8ポイント減少したが,類似団体平均を0.2ポイント上回っている。今後も高齢化の進展による経費の増加が見込まれるため,介護予防等により健康増進の支援などに取り組む必要がある。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は15.8%で,前年度と比べ3.9ポイント減少したものの,類似団体平均を2.9ポイント上回っている。今後も引き続き,経常経費の抑制に取り組む必要がある。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等に係る経常収支比率は17.1%で,前年度と比べ2.9ポイント上昇し,類似団体平均を2.2ポイント上回っている。今後も引き続き,経常経費の抑制に取り組む必要がある。
公債費
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は13.8%で,前年度と比べ0.6ポイント低下し,また,類似団体平均を3.4ポイント下回っている。今後は,元利償還金の増加により,比率のさらなる高まりが見込まれるため,将来負担を考慮した地方債の発行に努める必要がある。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は82.2%で,前年度と比べ4.0ポイント減少したものの,類似団体平均を8.1ポイント上回っている。引き続き,経常経費の抑制に向けた取組を継続する必要がある。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
議会費
労働費
消防費
諸支出金
総務費
農林水産業費
教育費
前年度繰上充用金
民生費
商工費
災害復旧費
衛生費
土木費
公債費
目的別歳出の分析欄
目的別の住民一人当たりのコストのうち,類似団体平均を上回っているのは議会費,民生費,労働費,消防費,災害復旧費である。平成30年7月豪雨災害の影響で,災害復旧費等が前年度と同様に高水準で推移している。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
人件費
補助費等
災害復旧事業費
投資及び出資金
物件費
普通建設事業費
失業対策事業費
貸付金
維持補修費
普通建設事業費(うち新規整備)
公債費
繰出金
普通建設事業費(うち更新整備)
積立金
前年度繰上充用金
性質別歳出の分析欄
性質別の住民一人当たりのコストのうち,類似団体平均を上回っているのは人件費,扶助費,災害復旧事業費,貸付金,繰出金である。平成30年7月豪雨災害の影響により,災害復旧事業費が前年度と同様に高水準で推移している。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄
令和2年度の財政調整基金残高は251百万円増加し,標準財政規模比で3.22ポイント上昇し,実質単年度収支は11.16ポイント上昇した。今後も引き続き,財政調整基金繰入金に依存しない財政運営に向けた取組を継続する必要がある。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄
各会計とも実質収支の赤字は生じていない。
実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
元利償還金は前年度と同額だが,今後,平成30年7月豪雨災害関連の元利償還金が多額となることから増加が見込まれる。算入公債費等も増加見込であり,実質公債費比率の分子は今後増加する見込みである。今後も選択と集中により地方債の発行抑制を図る必要がある。
分析欄:減債基金
該当なし
将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
一般会計に係る地方債の現在高は,平成30年7月豪雨災害関連により多額の地方債を発行したことから,前年度と比べ57百万円増加し,組合等負担等見込額が1,273百万円増加した。ただし,将来負担額(A)については,前借りを含むことから基準財政需要額算入見込額に一部反映されておらず前年と比べ72百万円の微増であったため,将来負担比率の分子は前年度と比べ769百万円の増加となった。今後,地方債の現在高の増加が見込まれるため,選択と集中により地方債発行抑制を図るとともに,基金の取り崩しも抑制する必要がある。
基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)特定目的基金の活用可能な事業に26百万円を取り崩したものの,決算剰余金や平成30年7月豪雨災害復旧事業の施越の歳入,ふるさと応援寄附金,企業版ふるさと納税,道路整備事業費寄付金等計387百万円を積み立てたため,前年度と比べ361百万円増加した。(今後の方針)平成30年7月豪雨災害復旧事業の施越の歳入の影響等により基金残高が9年ぶりに増加したものの,今後庁舎整備事業の実施など多額の費用を要する事業を予定している。今後の持続可能な財政運営を行うために,財政健全化計画(令和元年度から令和5年度まで)に基づき,計画期間中の単年度収支(投資的経費を含み,基金繰入金を除く。)の黒字化を継続するとともに,基金残高については,最低でも過去10年間の当初予算で予算化した基金繰入金の最大値である12億円を令和5年度末の基金残高として確保することを目標としている。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)決算剰余金を79百万円積み立て,令和2年度決算に基づき172百万円を積み立てたため,前年度と比べ251百万円増加した。(今後の方針)必要な事業においては活用可能な特定目的基金の取り崩しを実施することにより,財政調整基金残高を一定規模確保し,予期しない収入減や災害などの不測の支出増加に備えることとしている。
減債基金
減債基金
(増減理由)前年度から横ばいで推移している。(今後の方針)令和3年度は,令和3年度普通交付税追加交付分83百万円を積み立てる。なお,令和4年度においては,基金の積立(基金運用収入の積立を除く。)及び取崩は予定していない。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)地域福祉基金:障害者,高齢者及び児童福祉その他の社会保障施策に要する経費の財源に充てるため都市基盤整備基金:都市基盤整備の振興を図り,産業,経済,環境施設等の総合的な発展と住民福祉の増進に寄与するため地域振興基金:高齢者対策その他の社会福祉施策及び地域資源を活用した街づくりに要する経費の財源に充てるため(増減理由)地域振興基金:活用可能な事業に26百万円を取り崩したものの,ふるさと応援寄付金や企業版ふるさと納税等により69百万円積み立てたため前年度と比べ44百万円増加した。都市基盤整備基金:道路整備事業費寄付金や保留地売払収入等を積み立てたため前年度と比べ57百万円増加した。(今後の方針)必要な事業においては活用可能な特定目的基金の取り崩しを実施する一方,ふるさと応援寄付金や企業版ふるさと納税等の歳入確保をさらに推進する。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は,平成30年度で類似団体平均を13.0ポイント上回っている。それぞれの公共施設等について個別施設計画を策定中であり,当該計画に基づいた施設の維持管理を適切に進める必要がある。令和01・令和02は整備中
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は,類似団体平均を471.6ポイント上回っている。経常一般財源等に対し経常経費充当財源等が多額であるため,分母が小さくなり,債務償還比率が高くなっている。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
H30将来負担比率は類似団体平均を上回っており,有形固定資産減価償却率についても類似団体平均を大きく上回っている。公共施設等総合管理計画において,令和28年度までに公共施設等の延べ床面積を約38%削減するという目標を設定し,市営住宅の集約化など今後も計画を実行していく必要がある。R01・R02は整備中。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は,災害復旧に係る地方債残高が増加したこと等により,前年度と比べ9.2ポイント上がった。実質公債費比率は,地方債の元利償還金が減少したこと等により,前年度と比べ0.4ポイント下がった。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館
施設情報の分析欄
平成30有形固定資産減価償却率については,橋梁・トンネル及び公民館を除いて類似団体平均より高くなっている。また,一人当たり面積は,学校施設,公営住宅及び公民館が類似団体平均を大きく上回っている。令和01・令和02は整備中。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎
施設情報の分析欄
平成30有形固定資産減価償却率については,図書館,体育館・プールを除いて類似団体平均より高くなっている。市民会館の平成30有形固定資産減価償却率10.0%は誤りで正しくは100.0%。令和01・令和02は整備中。
財務書類に関する情報①(2019年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から243百万円の減少(△0.8%)となった。金額の変動が大きいものは基金であり、財源調整のために取り崩したこと等により基金(流動資産)が121百万円減少した。今後,財政調整基金繰入金に依存しない財政運営に向けた取組を継続する必要がある。
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
一般会計等においては,経常費用は14,464百万円となり、前年度比2,383百万円の増加(19.7%)となった。うち,業務費用は1,882百万円増加しており、物件費等の経費が増大している。今後は事業の見直し等により、経費の抑制に努める必要がある。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(11,586百万円)が純行政コスト(12,582百万円)を下回っており,本年度末の純資産残高は996百万円の減少となった。地方税の徴収業務の強化等により、税収等の増加に努める必要がある。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
一般会計等においては,業務活動収支は△748百万円であり,投資活動収支については△28百万円となった。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことにより920百万円となり、本年度末資金残高は前年度から145百万円増加し、288百万円となった。行政活動に必要な資金を基金の取崩しと地方債の発行収入によって確保している状況であり,行財政改革を更に推進する必要がある。
財務書類に関する情報②(2019年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額や歳入額対資産比率が類似団体平均を大きく下回っているが,本市の道路等は取得価額不明のため備忘価額1円で評価しているものが大半を占めていることによする。
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均を14.4%下回っている。純行政コストが税収等の財源を上回ったことから純資産が減少し、昨年度から2.7%減少している。純資産の減少は、将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が費消して便益を享受したことを意味するため,人件費の削減などにより,行政コストの削減に努める必要がある。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、純行政コストが前年度と比較し2,486百万円増加した影響で,10.6万円増加し,類似団体平均を18.5万円上回った。人件費の削減などにより,行政コストの削減に努める必要がある。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
基礎的財政収支のうち,業務活動収支は赤字で△748百万円となり、投資活動収支は3年度連続で赤字となり△28百万円となっている。投資活動収支が赤字となっているのは,地方債を発行し、平成30年豪雨災害による災害復旧事業やこども園の整備事業を行ったためである。今後の事業については災害復旧等優先度の高いものに限定するなど赤字分の縮小に努める必要がある。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は,経常費用が前年度と比較し2,382百万円増額した影響で、前年度から4.1%減少し,類似団体平均を上回っている。今後公共施設等の使用料の見直しを行うとともに,公共施設等の利用回数を上げるための取組を行うことなどにより、受益者負担の更なる適正化に努める必要がある。