収益等の状況について
①収益的収支比率令和元年度から赤字に転じており、収益改善に向けた取組を行う必要があります。②他会計補助金比率③宿泊者一人当たりの他会計補助金額新型コロナウイルス感染症の影響により、他会計補助金が発生しており、収益改善に向けた取組を行う必要があります。④定員稼働率類似施設平均値を大きく上回っています。⑤売上高人件費比率類似施設平均値を下回っており、安定して推移しています。⑥売上高GOP比率類似施設平均値を上回っていますが、数値が低く、経営改善に向けた取組を行う必要があります。⑦EBITDA類似施設平均値を下回っており、経営改善に向けた取組を行う必要があります。
資産等の状況について
⑧有形固定資産減価償却率該当数値がありません。⑨施設の資産価値旧施設の改築及び宿泊棟の新築を行い、平成21年度にリニューアルオープンし、宿泊部屋、大浴場・露天風呂、ホール、宴会場などを備えています。⑩設備投資見込額改築後12年経過しており、不具合や摩耗などが見られる設備について、適宜改修等を行う見込みです。⑪累積欠損金比率該当数値がありません。⑫企業債残高対料金収入比率類似施設平均値より大幅に数値は高くなっており、今後も確実な償還財源の確保に努めていきます。
利用の状況について
⑬施設と周辺地域の宿泊客数動向令和元年度と比較して、所在市町村の数値が減少する一方、当該施設の数値は増加しています。これは、当該施設が市郊外にあり、新型コロナウイルス感染症の影響により敬遠される密を避けた形で宿泊が可能なことや本市施策の「広島市プレミアム付宿泊券」等の効果が大きかったことが考えられます。引き続き、利用者数の増加に努めていきます。
全体総括
比較的設備も新しい施設であり、引き続き、経営改善や利用促進に向けた取組を行い、更なる施設の収益性の向上に努める必要があります。