鏡野町:農業集落排水
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率概ね100%で推移している。総収益のうち、他会計からの補助金が29.46%を占めている。②累積欠損金比率令和3年度は、老朽化等による機器の更新や修繕費用が増加した。今後も増加する見込みである。③流動比率類似団体平均値よりは高い傾向にあるが、企業債の償還が続く。今年度より機能強化事業にて借入を行った起債の償還が開始された。④企業債残高対事業規模比率当町の比率は、0%となっているが、必要な更新を先送りしているためであり、今後においても必要最低限の更新を行い、経営の健全化を図っていく。⑤料金回収率類似団体平均値よりも大きく差がある。処理区の統合により、経費の軽減を行う等、経営の健全化を図っていく。⑥汚水処理原価類似団体平均値より著しく高額となっている。汚水処理費の高騰によるもので、今後処理区の統合などにより経営の健全化を図っていく。⑦施設利用率事業計画時に比べ、人口の減少により、汚水量が減少したため、処理施設の利用率が低下している。近接処理区との統合による稼働率の向上を見込んでいる。⑧水洗化率類似団体平均値と同水準で比較的高水準となっている。今後についても地区内の水洗化に努める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率類似団体平均値と比較して、低い水準となっているものの類似団体平均値は減少傾向にある中で、鏡野町は上昇傾向にあるため、今後の更新計画を策定し、改善をする必要がある。②管渠老朽化率耐用年数を経過した管渠が無いため、発生していない。③管渠改善化率整備から年数が経過していないため、更新を行っていない。
全体総括
当町の下水道4事業のうち、農業集落排水事業は、そのほとんどの事業区域が過疎地域であり、また地形の性質上、マンホールポンプが多く、その維持管理費が増大となっているため、経費回収率の向上が困難な状態である。隣接処理区の統合を進め、維持管理に係るコスト削減に努める。