明日香村:公共下水道
団体
29:奈良県
>>>
明日香村:公共下水道
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率平成28年度は法適化に係る業務費用が増加した影響で減少し、平成29年度は大幅に改善されたものの、今年度は使用料の減少による影響により90%を下回る結果となった。これは令和元年度の法適化に伴う打切決算による影響である。●企業債残高対事業規模比率新規事業についてはほぼ完了しており、企業債残高の減少に伴い数値も大きく減少したが、施設の老朽化に伴う更新事業の実施に伴い今年度は比率が上昇した。また、令和元年度の法適化に伴う打切決算により使用料収入が減少したためである。●経費回収率前年度は業務費用が減少した影響で大きく改善したが、今年度は使用料収入が減少した影響で前年度より大きく悪化した。これは令和元年度の法適化に伴う打切決算による影響である。●汚水処理原価前年度は過去5年間で最も低い値となったが、今年度は建設改良費の増加及び有収水量が減少した影響により増加した。水洗化率の向上に努め更なる改善に努める。●施設利用率流域下水道への接続であり該当数値はない。●水洗化率平均値を上回る数値となっているが、今後も上記経営状況の改善を図るため、普及促進に努める。
老朽化の状況について
平成25年度に一部民間開発による施設の老朽対策を行ったが、その他施設については、整備後経過年数が浅く約35年程度であり、現在主たる更新事業は行っていない。今後は管路調査等を実施し、施設の状況を把握したうえで、経営状況を見据えた長期的な計画策定を行っていく必要がある。
全体総括
経営状況については、令和元年度の地方公営企業法適用化に伴う打切決算による使用料収入の減少の影響により各比率が悪化している。また、一般会計からの繰入金の依存割合が大きく、使用料収入の増加を図るべく個別訪問を行い水洗化率の向上を図る。また、今後の更新事業をはじめ残整備については、経営状況とのバランスをとりながら計画的な実施を行う。