神河町:農業集落排水
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28:兵庫県
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神河町:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
当町の下水道使用料は、従量制でなく人頭制を採用しており、地域創生に取り組んできたが、人口が減っているため使用料収入が減少した。経常収支比率は100%を超えているものの、依然として一般会計からの繰出金に頼った運営になっている。累積欠損金比率については、1億5千万円を超える欠損金を一気に解消することができない状況でわずかな解消である。流動比率については使用料収入の増額が見込めない上に、操出基準により算出した繰入額が年々減っていることが影響している。
老朽化の状況について
管渠では管路は特に問題はないが、マンホールポンプ、中継ポンプの機械装置修繕が多くなっている。処理場においてもポンプやモーターなどの機械装置修繕が多くなっている。
全体総括
当町の下水道事業は、合併浄化槽エリアを含めて、全町で生活排水処理施設が整備されており、集合処理区での生活排水処理率は98.7%と高い数字で、住民の皆様に快適な生活環境を提供している。当町の下水道使用料は、水道料金とともに県内でも高額なので値上げは難しい状況にあるが、令和2年度に料金改定をして従量制へ移行するとともに、消費税を内税から外税にする。現在、施設の統廃合に取り組んでおり、5箇所ある農集施設のうち3箇所を特環公共下水施設に統合する予定である。下水道事業を将来にわたり継続するためには、経営の健全化・安定化が必要であり、経営戦略に基づき健全な運営に向けてコスト意識の高揚、経費の削減、未収金の収納に努めていく。また、30年後を見据えて近隣市町との広域化、共同化の検討を進め