収益等の状況について
本施設については、市民の交通機関への利便性向上を主たる目的として設置している。収益等の状況について、例年収支比率は100%以上を維持していたが、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、利用者が減少したことから収支比率が100%を下回った。利用率は、一時預かり駐車場ほどの下落幅はないものの、市民への周知や経費削減等の検討を行うなど、経営の効率化を図るものとする。
資産等の状況について
本施設の資産等は、精算機や舗装設備などがある。資産の点検や修繕を適切に行うことで長寿命化を図る。また、機器等の更新計画については、経営戦略を策定しており、計画的な投資を行うこととする。
利用の状況について
本施設の稼働率については、駐車可能台数18台に対して、平均の駐車台数は約15台(稼働率約83.3%)となっており、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、利用率が減少したものと思われる。利用者は、通勤通学のためにJRを利用する方が大半であり、新型コロナウイルス感染症に伴うリモートワークの推進などもあり、利用者が急激に増加することは難しいが、利用率を維持できるよう、市民に対して周知等を図ることとする。
全体総括
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、施設単独では赤字となった。繰り返しになるものの、利用者の増加に向けた周知活動等を行い、経営の効率化を図るものとする。