収益等の状況について
本施設については、市民の交通機関への利便性向上を主たる目的として設置している。収益等の状況について、例年収支比率は100%以上を維持していたが、令和3年度は、令和2年度と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことから、収支比率が100%を下回った。利用率の向上のため、、市民への周知や経費削減等の検討を行うなど、経営の効率化を図るものとする。
資産等の状況について
本施設の資産等は、精算機や舗装設備などがある。資産の点検や修繕を適切に行うことで長寿命化を図る。また、機器等の更新計画については、経営戦略を策定しており、計画的な投資を行うこととする。
利用の状況について
本施設の稼働率については、月極駐車場駐車可能台数40台に対して、平均の駐車台数は約26台(稼働率約65.0%)。また、一時預かり駐車場駐車可能台数30台に対して、平均台数18台(稼働率60.0%)。全体では平均駐車台数44台(稼働率62.9%)となり、新型コロナウイルス感染症の発生前と比較し、利用率が減少している。利用者は、JRを利用する方が大半であり、新型コロナウイルス感染症の拡大等に伴い、利用率に増減はあるものの、利用率を維持できるよう、市民に対して周知等を図ることとする。
全体総括
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、施設単独では赤字となった。繰り返しになるものの、利用者の増加に向けた周知活動等を行い、経営の効率化を図るものとする。