収益等の状況について
本施設については、市民の交通機関への利便性向上を主たる目的として設置している。収益等の状況については、類似施設平均と比較すると18.5%程度の収益的収支比率となっているが、139.7%と単独会計で収支比率100%以上を維持している。今後もこの水準を維持できるよう、経営の効率化を図ることとする。
資産等の状況について
本施設の資産等は、精算機や舗装設備などがある。資産の点検や修繕を適切に行うことで長寿化を図る。また、更新計画については、経営戦略を策定し、計画的な投資を行うこととする。
利用の状況について
本施設は、月極駐車場駐車可能台数10台に対して、平均の駐車台数は7台(稼動率70.0%)。また、一時駐車場駐車可能台数10台に対して、平均の駐車台数は3台(稼働率30.0%)。全体では平均駐車台数10台(稼働率50.0%)となり、利用率は減少した。近年の状況から、利用率の大幅な増加を見込むことは難しいことから、現行の利用率を維持できるよう市民に対して、利用に向けた周知等を図っていくこととする。
全体総括
施設としては黒字経営となっているが、今後も経営を安定させるため、利用率の維持や効率化を図ること、また、施設の更新計画についても経営戦略を策定し、計画的な投資を行うこととする。