経営の健全性・効率性について
本町におきましては、急速な下水道施設整備に伴い、多額の企業債発行を行ったため、その残高が多額にのぼり、④企業債残高対事業規模比率が類似団体の平均値に比べて高くなっております。また、その企業債償還金が多額であるため、支出額が増大し、①収益的収支比率が低下し、⑥汚水処理原価が類似団体の平均値に比べて高くなっております。さらに、下水道使用料が20m3(立方メートル)あたり1,800円と、府内平均(2,165円)と比較しても少ないことから、⑤経費回収率が類似団体の平均値に比べて低くなっております。なお、⑦施設利用率につきましては、単独処理場を設置していないため、当該値を計上しておりません。
老朽化の状況について
管渠につきましては、供用開始から20年ほどしか経過していませんので、更新はまだ行っていません。
全体総括
経営戦略の策定につきましては、適正な下水道使用料の設定や管渠更新を行うための計画策定などを含め、検討を行ってまいります。