収益等の状況について
収益的収支比率において、平成27年度を除くと、平成25年度から平成30年度にかけて、横ばいの状況が続いています。原因としては、近隣における駐車場数の増加等により、利用者が分散してしまっていることが考えられます。なお、平成27年度のみ収支率が高くなっているのは、平成27年度に実施した箕面駅前第一駐車場の建替工事により、近距離にある箕面駅前第二駐車場に利用者が集中したことが考えられます。(※箕面駅前第一駐車場及び第二駐車場を同一の指定管理者が管理しており、2施設併せた収支報告となっているため、状況分析に関しても、2施設併せたものとする。)
資産等の状況について
箕面駅前第二駐車場は、平成28年4月から6月に大規模修繕を実施しており、現時点の設備投資見込額が0となっています。
利用の状況について
稼働率が横ばいの状況にあるのは、近隣における駐車場数の増加等により、利用者が分散してしまっていることが考えられます。なお、平成27年度に稼働率が大幅に増加しているのは、「1.収益等の状況」に記載のとおり、1年間かけて箕面駅前第一駐車場の建替工事を実施したことにより、第二駐車場に利用者が集中したことが考えられます。
全体総括
箕面駅前第一駐車場及び第二駐車場併せてPFI事業により実施していますが、稼働率が横ばいの状況であり、利用促進策の検討が必要と認識しています。令和元年度に策定した経営戦略に基づき、健全経営に引き続き取り組みます。