経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について農業集落排水処理事業は8処理区あり、整備率は100%、水洗化率は86.9%である。平成23年度に最後の処理区の整備が完了し、年々水洗化率は上昇している。使用料収入は、前年度の隔月検針の開始に伴い減少となっていた分が増加。また、他会計繰入金の算出方法を見直した結果、収益的収支比率及び経費回収率の増加、汚水処理原価の減少となっている。人口減少と高齢化により有収水量が減少しており、施設の維持管理において一般会計からの繰入金に依存する体質となっていることから、経営の効率性の改善が必要である。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について平成4年に供用開始した処理場は26年が経過し、他の処理施設の多くは17年以上が経過している中で、機械設備や電気設備の更新や修理が必要な時期を迎え、施設の維持管理計画を策定し計画的に取り組んでいく必要がある。また、主要な設備の更新時期に来ている処理場においては、近隣の処理場との統合の費用を比較し、処理場の統合を進める。
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全体総括人口減少により使用料収入の減少と施設の維持管理費の増加が見込まれることから、使用料の改定のみならず処理場の統合について検討を進めていく必要がある。
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