あま市:簡易水道事業

団体

23:愛知県 >>> あま市:簡易水道事業

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 末端給水事業 簡易水道事業 公共下水道 あま市民病院


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度

経営比較分析表(2019年度)

2019202020210%累積欠損金比率
201920202021160%170%180%190%200%210%220%230%流動比率
20192020202180%100%120%140%160%180%200%220%240%260%280%300%企業債残高対給水収益比率
20192020202133%33.5%34%34.5%35%35.5%36%36.5%料金回収率
20192020202136,500円37,000円37,500円38,000円38,500円39,000円39,500円給水原価
20192020202149.4%49.6%49.8%50%50.2%50.4%50.6%50.8%51%51.2%51.4%51.6%51.8%施設利用率
20192020202183%83.2%83.4%83.6%83.8%84%84.2%84.4%84.6%84.8%85%85.2%85.4%有収率

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、平均値を上回るものの、⑤料金回収率に見られるように、料金収入で賄えない費用の財源に他会計繰入金を充てているため、引き続き費用削減等の経営改善に取り組みます。②累積欠損金はありませんが、給水収益は減少傾向にあるため、引き続き費用削減等の経営改善に取り組みます。③流動比率は、平均値を上回っており、支払能力は十分に確保されています。④企業債残高対給水収益比率は、平均値を下回っていますが、今後は建設改良費に企業債を充てていくことにより、当該指標は上昇していくと考えられます。⑤料金回収率は、⑥給水原価が高い水準にあるため、平均値を下回っています。費用削減と料金収入の確保に努めます。⑥給水原価は、平均値を下回るものの、小規模な事業であるためスケールメリットが働かず、割高になっています。投資の効率化や維持管理費の削減に努めます。⑦施設利用率は、平均値とほぼ同等であるため、適切な施設規模を維持できていると考えられます。⑧有収率は、平均値を上回るものの、低下傾向にあるため、漏水調査等に努めます。
20192020202110%11%12%13%14%15%16%17%18%19%20%有形固定資産減価償却率
20192020202120.29%20.3%20.31%20.32%20.33%20.34%20.35%20.36%20.37%20.38%20.39%20.4%管路経年化率
201920202021-0.1%-0%0.1%0.2%0.3%0.4%0.5%0.6%0.7%0.8%0.9%1%1.1%管路更新率

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は、平均値を下回っているため、固定資産全体を見ると老朽化は進んでいないようですが、②管路経年化率は、平均値を上回っており、管路については老朽化が進んでいると考えられます。しかし、③管路更新率でわかるように、管路の更新は人的、財政的制約から進んでおらず、今後は計画的な更新を検討する必要があります。

全体総括

1.経営の健全性・効率性の指標はおおむね良好な数値を示しているものの、⑤料金回収率に見られるように、給水に係る費用を料金収入で賄えず、独立採算には程遠い状況にあるため、引き続き経営の効率化に努めます。2.老朽化の状況については、主に管路の老朽化が懸念されるため、その計画的な更新を検討していきます。上記の課題を解消するため、主に隣接する名古屋市との連携強化に努めます。令和2年度経営戦略策定予定