🗾23:愛知県 >>> 🌆知立市
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財政力指数の分析欄景気低迷の影響による税収減により基準財政収入額に反映したため、平成22から単年度指数が1を下回っており、今回の指数である平成22~平成24の3か年平均も低下した。税収も回復基調であるが、急激な回復には至らないため、市有地の売却等の自主財源の確保に努める。 | |
経常収支比率の分析欄前年度と比較して、経常経費充当一般財源のうち扶助費、物件費、補助費の充当額の増加により前年度より悪化した。今後も扶助費などの社会保障の増加や大型事業の起債借入に伴う公債費の増加は避けることができず、健全な数値に戻すことは難しい状況であるが、抜本的な事務事業の見直し、さらなる自主財源の確保、受益者負担の適正化など、歳入・歳出両面から経常収支比率の削減に努める。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体平均と比較して、人件費・物件費等の適正度が低くなっている要因として、ゴミ処理業務及び消防業務を一部事務組合・広域連合で行なっていることであり、これらの一部事務組合等の人件費や物件費に充てられる負担金をプラスすると数値は増加することになる。今後はこれらも含めた経費について、抑制していく必要がある。 | |
ラスパイレス指数の分析欄類似団体平均から上回っているが、全国市平均より0.1増とほぼ同じ指数となっている。国家公務員の時限的な給与減額が終了したこと及び前年度から0.2減少していることから、今後は指数の低下が見込まれる。さらに、平成26年度から人事考課制度を人事評価制度に移行することで、昇給を能力・実績に応じて行ない、年功序列の給料体系の見直しを行なう。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄類似団体平均・全国平均・愛知県平均をいずれも下回っている。当市は今後20年間は人口増を見込んでいるものの、住民サービスを低下させることなく、事務の合理化・職員の適正配置を図ることで引き続き現在の水準を維持していく。 | |
実質公債費比率の分析欄普通会計における近年の公債費償還額は15億円未満で推移しており、類似団体平均を大きく下回る比率となっている。しかし、知立駅連続立体交差事業及び関連事業の本格化に伴う事業費の増並びに中学校保全事業に伴う事業費の増により、新規地方債の発行は増加する見込みであるため、今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。 | |
将来負担比率の分析欄地方債の残高等の将来負担額に対し、充当可能な財源が確保されているため、「-」(バー)となっており、現時点では良好の状態である。しかし、知立駅連続立体交差事業及び関連事業の本格化に伴う事業費の増並びに中学校保全事業に伴う事業費の増により、新規地方債の発行は増加する見込みであるため、後世への負担を少しでも軽減するよう、新規事業の実施は、費用対効果を十分検証したうえで決定し、健全な財政運営に努める。 |
人件費の分析欄類似団体平均からはやや高いものの、全国平均及び愛知県平均とは同水準で推移している。しかし、ゴミ処理業務及び消防業務を一部事務組合・広域連合で行なっており、これらの一部事務組合等の人件費分に充てる負担金を含めると比率は上昇する。住民サービスを低下させることなく、事務の合理化・職員の適正配置を図ることで人件費の抑制に努め、引き続き現在の水準を維持していく。 | |
物件費の分析欄職員人数を抑制し臨時職員への移行及び民間委託の推進をしてきたことから、類似団体・全国平均と比較して高い水準で推移している。平成24年度はこれらに加え、基幹系ホストコンピューターの再構築に伴う移行期間により、既存ホストコンピューターと再構築分ホストコンピューターの借上料が重複したため比率が増加した。物件費の削減は人件費の水準と併せて総合的に判断し経費削減に努めていく。 | |
扶助費の分析欄障害福祉等サービス扶助の事業増に伴い事業費が大きく増加したことにより、類似団体平均と比較して大きく上回る比率となった。歳出に占める扶助費の割合は年々増加しており、他事業へ影響を及ばさないよう扶助費の増加傾向に歯止めをかけるよう努める。 | |
その他の分析欄その他の主なものは繰出金である。類似団体平均・全国平均を下回っているものの、近年は税収が主の財源である普通会計の負担額が増加傾向である。各事業において経費の削減及び歳入の適正化を図り、普通会計の負担軽減に努めていく。 | |
補助費等の分析欄ゴミ処理業務、し尿処理及び消防業務を一部事務組合・広域連合で行なっているため、これら団体への負担金が補助費の大半を占めている。今後もこの負担金が減少していく見込みは低いため、市独自の補助金等の見直しを行い、全国平均以下になるよう削減に努めていく。 | |
公債費の分析欄地域福祉センター用地購入事業の償還終了等により償還金額は前年度より減少となった。類似団体平均・全国平均を大きく下回る水準で推移しているものの、知立駅連続立体交差事業及び関連事業の本格化に伴う事業費の増並びに中学校保全事業に伴う事業費の増により、新規地方債の発行は増加する見込みであるため、今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。 | |
公債費以外の分析欄人件費が減少したものの、扶助費、物件費、補助費等及び繰出金が主であるその他が増加したため類似団体平均・全国平均より高い水準となっている。今後税収の急激な増加は見込めないため、歳入に応じた歳出となるよう、経常経費の全般的に経費削減に努めなければならない。 |
分析欄平成22年度は、急激な経済状況の悪化により、税収が大幅に減少したことが影響し11年ぶりに財政調整基金の取崩しを行った。平成11年以降、順調に積立を行ってきたため、財政調整基金の残高は年々増加していたが、取崩しを行ったことで減少した。それに伴い、実質単年度収支の比率もマイナスとなった。今後は、知立市行政経営改革プラン行動計画に基づく『財政調整基金残高は標準財政規模の10%以上』を維持できるよう、事業の見直しを進めるとともに、経費削減に努めていく。 |
分析欄全ての会計において、赤字に転じたことはなく、健全な状態が保てているといえる。平成22年度における比率は24.3%の黒字となっており、比率の構成は表からもわかるとおり、水道事業会計及び一般会計における比率が全体の大部分を占めている。【水道事業会計】人口が増加傾向にあるため、安定した給水収益が確保されており、流動資産が年々増加していることが、ここ数年の黒字比率の上昇につながっている。しかし、西町配水場の建設や管路の耐震化工事、浄水場の老朽化に伴う修繕費用などが必要となってくるため、今後は独立採算制の原則に見合った企業経営に努めながら、現在の比率を維持していかなければならない。【一般会計】比率は安定しているものの、不景気の影響による市税減収の影響は大きく、臨時財政対策債の発行や財政調整基金の取崩しを行い収支の調整をしているのが現状である。臨時的財源に過度に依存せず財政運営を行うことが今後の課題となっており、事業の見直し・改善等を推進し、経費削減に努めていく。上記の会計のみでなく、全ての会計において、事務の合理化、事業の適正化を検証し、経費の削減に努めていくことが必要となっている。 |
分析欄過去4年間を比較すると、算入されている元利償還金が毎年増加しているが、算入公債費も同時に増加しているため、分子にかかる比率に大きな増減はない。元利償還金の増加要因は、借入を行ってきた臨時財政対策債の元金償還が始まったことが大きい。算入公債費の増加要因は、臨時財政対策債の発行可能額の増加及び新規建設事業債等に係る財源対策債の発行可能額の増加などがあげられる。平成22年度においては、元利償還金が2,900万円の増加、算入公債費等が5,200万円の増加となっている。比率としては、0.8ポイント上昇し、3.8%となったが、健全な状態が保てているといえる。分析欄:減債基金 |
分析欄将来負担額に対し、充当可能財源が確保されているため、平成19度以降比率はマイナスとなっている。将来負担額においては、地方債現在高が大型事業である連続立体交差関連事業における起債及び臨時財政対策債の借入により年々増加しているものの、一部事務組合への負担見込み額、退職手当負担見込みが減少しているため、急激な増加にはなっていない。また、充当可能財源においては、充当可能な基金は徐々に減少しているが、都市計画税の公債費充当可能額の増、臨時財政対策債や財源対策債などによる基準財政需要額に算入される起債の増などにより毎年少しずつではあるが増加している。将来負担額と充当可能財源等がともに増加しているため、将来負担比率の分子に急激な増減はない。しかしながら、今後、連続立体交差関連事業の本格化に伴う地方債現在高の増加や都市計画税の充当可能額の減少が予想されるため、攻勢への負担を少しでも減らせるよう、より一層計画的な財政運営が求められている。 |
基金全体 | |
財政調整基金 | |
減債基金 | |
その他特定目的基金 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | |
債務償還比率の分析欄 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析 |
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