吉田町:公共下水道

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

①面整備に伴い使用料収入は増加しており、収益的収支比率については、改善傾向にあるが、91.35%と100%未満であるため、浄化センター維持管理費の抑制及び使用料収入の増加を図る必要がある。④企業債残高対事業規模比率については、0となっているが、これは平成27年度から一般会計繰入金による返済を反映させたためである。なお、企業債については、借入額を返済額未満とすることを原則としており、企業債残高は年々減少している。⑤経費回収率は横ばい傾向にあり、類似団体平均値よりも低い状況にある。使用料で賄いきれない経費に一般会計からの繰入金を充てており健全経営に向けて、使用料収入の増加を図る必要がある。⑥分流式下水道等に要する経費算定方法が変更となったこと及び有収水量の増加等により、汚水処理原価については減少傾向にあるが、修繕費が増加し始めており、接続率の向上、維持管理費の抑制に引き続き務める必要がある。。⑦施設利用率については、類似団体平均と比較して高い状況にある。面整備が進む中、汚水流入量は増加する見込みであり、今後の整備計画を考慮した適切な処理場規模とする必要がある。⑧水洗化率はこれまで接続者の積上げ方式で算定していたが、H30に住基情報と連携したシステムを構築し集計した結果、実態と乖離していたことが判明した。現状は、類似団体平均より低い状況であり、接続率を向上させることが必要である。

老朽化の状況について

当町の下水道管渠整備は、平成2年度から行っており、下水道管渠の耐用年数とされる50年に至っていないため、これまで管渠の更新は行っていない。今後は、ストックマネジメント計画に基づき、継続的に点検、調査を行い、修繕及び更新を計画的かつ効率的に実施し費用の抑制を図る。

全体総括

本町の下水道事業は、現在も面整備を進めているが、ピーク時より事業量が減少しているため企業債残高は年々減少している。一方で処理場は修繕・更新工事が増加傾向にあり、事業費の増加が見込まれている。企業債の償還は一般会計からの繰入金を充てているが、維持管理に係る経費についても使用料だけでは賄えていないため、不足する部分は繰入金により経営している状況である。令和2年度からは、公営企業会計が適用され、経営状況がより明らかとなる。また、令和2年度中に中長期的な経営の基本計画となる経営戦略を策定する。この経営戦略に基づき、安定した事業継続に向け、下水道事業の経営改善に取り組む必要がある。

類似団体【Cc2】

富良野市 七飯町 江差町 せたな町 岩内町 足寄町 三沢市 平川市 大鰐町 五戸町 久慈市 岩手町 岩泉町 野田村 栗原市 亘理町 松島町 美里町 湯沢市 由利本荘市 にかほ市 山辺町 中山町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 白河市 喜多方市 二本松市 二本松市 伊達市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 会津美里町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 常陸太田市 茨城町 大洗町 矢板市 さくら市 那須烏山市 市貝町 芳賀町 高根沢町 富岡市 安中市 みどり市 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 吉見町 館山市 旭市 大網白里市 日の出町 中井町 山北町 小千谷市 胎内市 魚津市 黒部市 小矢部市 入善町 七尾市 輪島市 能登町 小浜市 大野市 永平寺町 都留市 上野原市 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 西桂町 宮田村 松川町 小布施町 美濃市 飛騨市 郡上市 岐南町 笠松町 養老町 垂井町 安八町 池田町 北方町 御嵩町 下田市 湖西市 菊川市 吉田町 田原市 大口町 亀山市 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 朝日町 明和町 玉城町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 井手町 宇治田原町 与謝野町 岬町 河南町 洲本市 小野市 稲美町 上郡町 香美町 五條市 御所市 葛城市 大淀町 かつらぎ町 九度山町 みなべ町 境港市 八頭町 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 宇部・阿知須公共下水道組合 美波町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 四万十市 香南市 香美市 柳川市 行橋市 朝倉市 みやま市 久山町 水巻町 岡垣町 遠賀町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 苅田町 みやこ町 吉富町 鹿島市 小城市 神埼市 雲仙市 南島原市 川棚町 佐々町 御船町 益城町 杵築市 宇佐市 串間市 三股町 国富町 高鍋町 薩摩川内市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村 北中城村 西原町