御殿場市:末端給水事業
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
➀経常収支比率及び➄料金回収率が前年度より低い数値となっているのは、新型コロナウイルスに伴う減免措置として5月~11月分の水道料金の基本料金を免除したことで給水収益が減少したことによるものです。しかしながら、それぞれ100%以上であり➆施設利用率も高い数値となっており、経営としては健全で安定しています。➁累積欠損金比率は0%で、営業活動による損失は発生していません。➂流動比率は、100%以上で全国平均・類似団体平均値と比較しても高い数値であり、1年以内の支払債務に対して現金が十分にあることを示しています。前年度より高い数値となっているのは、未払金の減少に伴う流動負債の減少によるものです。➃企業債残高対給水収益比率は、前項平均・類似団体平均値と比較して低い数値であり、減少傾向にあります。これは、企業債残高の規模が小さいことを示しています。➅給水原価は全国平均・類似団体平均値と比較してやや安価であり、推移は横ばいです。他団体より少ない費用で給水していることを示していますが、管路等が老朽化しているため、今後は費用増加が推測されます。➇有収率については、当市は地質が砂礫であり、漏水が地表に現れず発見されにくいため、全国平均・類似団体平均値と比較して低く、推移は横ばいです。今後も漏水調査や凍結破損対策を継続して行い有収率の向上に努めてまいります。➄料金回収率誤)108.05→正)116.4➅給水原価誤)98.36→正)91.3※費用から他会計負担金等を差し引くため
老朽化の状況について
➀有形固定資産減価償却率は、前年度に引き続き、全国平均・類似団体平均値より低い数値となっていますが、推移は微増しています。これは、施設が老朽化していることを示しています。➁管路経年化率は全国平均・類似団体平均値より高い数値となっています。これは、前年度に引き続き第二東海自動車道建設工事に伴う管路更新が行われているためです。今後、第二東海自動車道建設工事が終わり次第、計画的な老朽管更新及び管路の耐震化に努めてまいります。➂管路更新率については、前年度より減少していますが、全国平均・類似団体平均値と比較して高い数値となっています。これは、前年度に引き続き第二東海自動車道建設工事に伴う管路更新が行われていることによるものです。
全体総括
経営の健全性・効率性においては良好と考えられますが、管路の更新時期を迎えたため老朽管の更新費用の大幅な増加、人口の減少傾向に伴う給水収益の減少が見込まれます。今後も計画的に給水収益の確保と管路の更新に努めてまいります。