朝日村:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

公営企業会計へ移行後、3年目となる。経常収支比率は、類似団体平均値を超えているが、一般会計からの繰入金に頼る状況である。流動比率は、公営企業会計移行後徐々に増えてきているが、類似団体と比べ数値は低く脆弱な経営基盤となっている。料金回収率について、100%を超えているが、総有収水量が前年より減少したこと、また、経常経費の増加と給水収益の減少が重なり減少幅が大きくなっている。料金値上げによる収益の増及び企業努力による経常費用を抑えるように努めていきたい。企業債残高対給水収益比率・給水原価は平均を下回っているが、引き続き低く保てるように努めていきたい。施設利用率は、平均より高い数字となっている。今後の給水人口等を検討し良好な運営を検討していきたい。有収率は、平均より若干高い数字となっているが、漏水調査等有収率の向上に努めていきたい。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、公営企業会計へ移行してから徐々に数値が上昇してきているが、実際の原価による反映ができないので、近似団体等と同等の40%程度と推測される。今後も更新時の財源について検討していきたい。管路経年化率は、平均を下回っているが、VP管が多く耐震化率が低いため、重要な幹線から布設替えを行っていくことが課題となっている。現状で管路更新率は0%で、耐震化が進んでいないため、今後計画的に耐震化を実施していきたい。

全体総括

人口は確実に減少傾向となっており、それに伴い有収水量も減少傾向となっている。令和元年の法適化以降、経営状況が明確になってきている。今後施設の更新や管路の更新等を実施していくため、料金改定も含めて健全な経営に努めていきたい。また、広域化・共同化についても積極的に検討し、周辺自治体との効率的・効果的な運営を進めていきたい。

類似団体【C3】

福島町 木古内町 寿都町 上砂川町 秩父別町 愛別町 上川町 美深町 小平町 津別町 小清水町 訓子府町 音更町 更別村 横浜町 住田町 藤里町 中之条町 長野原町 成田市 香取市 相模原市 妙高市 胎内市 関川村 福井市 大野市 芦原温泉上水道財産区 山梨市 韮崎市 中央市 青木村 上松町 南木曽町 木祖村 朝日村 小谷村 伊豆市 函南町 佐用町 紀美野町 太地町 日南町 江府町 飯南町 山口市 牟岐町 直島町 松山市 西予市 越知町 宮若市 八代市 日向市 薩摩川内市