木曽町:農業集落排水
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は前年度より増加し100%を超えたものの経営に必要な費用は料金収入などの経常的な収入で賄えず、一般会計繰入金も財源に充てている。経費回収率は全国平均及び類似団体平均を上回っていて汚水処理原価も減少傾向にあり、少しずつ改善はされているが依然料金収入のみでは汚水処理ができない状況となっている。処理区域内人口は年々減少しており、今後も経営は厳しさを増すものと想定される。施設利用率は高い数値が望ましいが、全国平均や類似団体の平均を下回っている。しかし、季節により処理量に大きな変動があり、1日の最大処理水量が処理能力をを超える日が例年あり、過剰な施設規模となっていない。水洗化率は約97%と高く、全国平均や類似規模団体の平均を超え理想的な状況にある。
老朽化の状況について
終末処理場やポンプ場などの機械設備は使用状況により更新を進めている。管渠改善率は過去10年以上0%となっている。これは平成5年度の供用開始から28年と施設が比較的新しく、耐用年数を超えるものが存在しないことによる。将来的には計画的に更新することや予防保全的な管理により長寿命化を図る必要がある。
全体総括
処理区域内人口が減少していることもあり、過剰な施設規模となっていないもののダウンサイジングやスペックダウンなどの処理能力の最適化を図ることで処理経費の低減を検討する必要がある。将来的には老朽化した施設や管渠が多く発生し、膨大な更新経費が見込まれる。これらを計画的かつ効率的に更新を進める必要がある。